Fate HF第2章の感想ネタバレ。暗くエログロ。でも最高に美しい

劇場版Fate/stay nightの第2章であるHFを観てきたので感想をつらつら書いていきたいと思います。

ここ何年かのアニメ作品の中でも最高傑作だったと思います。戦闘シーンはドラゴンボール並みだったし、各キャラクターの心情を丁寧に掘り下げられていて、良改変もあったし、原作ファンも大満足だったのではないでしょうか?

いつもどおり思った感想を書き綴っていく記事なので、結果的にネタバレになるような記述があると思います。ネタバレNGな方はここでページを閉じて頂けますと幸いです。

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Fate HFは暗いけど面白いどころの騒ぎじゃないレベルの完成度

公開日から遅れること3日、ようやく劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」 Ⅱ.lost butterfly」(ヘブンズフィール第2章)を観て来ることができました。

第1章の「presage flower」では、原作の共通ルート部分(学校で士郎がライダーに襲われてセイバーを召喚して聖堂教会に向かってのくだりなど)をばっさりカット。stay nightの初見さんはパーフェクトグッバイな作風が印象的でした。笑

初見パーフェクトグッバイの代わりに、浮いた尺を聖杯戦争が起こる前の士郎と桜の出会いや馴れ初めに充てるなどして、キャラクターの成り行きや感情を丁寧に描写しているのが印象的でした。往年のファンなら確実に満足したと思います。

 

・・・ちなみに、私自身は第1章を観た時点では「Fate Zero」と「UBW」だけは「アニメで観たよ」くらいのにわかでした汗。

UBWを観て、Wikipediaなどで概ねのあらすじは頭に入っていたので、HFの第1章も付いては行けました。

だけど「これは原作知っとかないと勿体無いやつだ」とも思ったのでHF第2章公開までにと慌てて原作ゲームを購入して桜ルートをやりこんだ次第です。

 

そして先日、公開されたばかりの「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」 Ⅱ.lost butterfly」を観てきたのですが、とてつもなく素晴らしい映画だったように思います。

ド派手なバトル、鬱展開、濡れ場シーン、ホラー、、これだけの要素を盛り込んで、かつ登場キャラの心情を丁寧に描いている。

そして黒い影の正体など原作に合わせてストーリーはちゃんと進んでる。よくこれだけ密度の高いものを2時間ちょっとに凝縮できたなと戦慄を覚えたりしました。

 

エンドロール中、劇場内にいた鑑賞者が誰も席を立たない、エンドロールと次回予告が終わっても席を立つ人が少ない。これがすごく印象的でしたね。HFの満足度が如何に高かったか?を物語っていると思います。

Aimerの主題歌も素晴らしすぎた。もはやただのアニソン歌手じゃないです。前作同様、Fateの世界観や桜の心情と完全にマッチした歌に感嘆の声がため息と共に漏れました。

Fate HF第2章の感想と良かったところ

ここからはネタバレ全開になりそうなので、読みたくない方はそっ閉じお願いします。

第1章では、セイバーが黒い影に破れ闇落ち、サーヴァントを失った士郎、士郎の身を案じる桜といった具合に、これからの怒涛の展開の直前までが丁寧に描かれていました。

戦闘シーンが完全にドラゴンボール

HF第2章の見どころはあまりに多いですが、その中でもアインツベルン城で展開されたバーサーカーVSセイバーオルタの戦いは語らずにはいられないでしょう。

オルタはエクスカリバー撃ちまくりで、常に必殺ゲージが溜まっていて奥義出したい放題です。バーサーカーも何度も蘇り決死で応戦するのですが、セイバーオルタがあまりに圧倒的。

 

いや、、この戦闘シーンすごかったです。マジで。城とかあっという間に崩壊するし山は消し飛ぶし酔うくらいスピード感があるし、、、完全にドラゴンボールでした。

途中から悟空とブロリーが戦っているのかと思いました。地球ぶっ壊れるんじゃないか?みたいな。笑

バトルシーンを観るためだけでも1800円の価値はあると思います。本当に。

桜のベッドシーンがかなり具体的

第2章はどこからどこまで進んだかというと、士郎「桜だけの正義の味方になる」、バーサーカーVSセイバーオルタ、アーチャーはの腕移植、黒い影の正体が桜だったことが確定、ギルガメッシュが影に取り込まれ退場、黒桜誕生までです。

桜ルートでも印象的な濡れ場シーンもがっつりありました。

描写がかなり具体的なので、地上波であれは流せなさそうです。テレビで放送されるときはシルエットとか暗闇+音とかでごまかすしかないんじゃないかしら?そういえばFateって18禁ゲームだもんねと改めて思い出しました。笑

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ただし、桜の気持ちが痛いほど丁寧に描写されていて感情移入しまくりなので、一般的なエロシーンよりも「描くべくして描かれた必要なシーン」ということで気まずい思いをせずに観れました。

好きな人と初めて交わった桜の気持ちが伝わる感動的な一幕でしたね。

登場キャラの描写どこまでも丁寧

Fate HFは桜ルートなので当たり前なんだけど、先のエロシーン含めてとにかく桜の描写が丁寧です。そして桜に関わるキャラクターの人物もとりわけ丁寧に描かれてます。

鉄心士郎を見ることもできました。もちろん3部作なので鉄心エンドではないのですが、包丁を手放し涙を流す士郎の姿は痛ましく切なかったです。あそこでもらい泣きしそうになりました。

劇場版Fate HFの映画と原作の違い

桜のカニバリズムな描写

夢うつつなまま街を歩く桜に絡むチンピラ。彼らが桜に捕食されるシーンの描写は見事としか言いようがありません。

大きな三日月とドレス、お城が登場するようなメルヘンチックな世界の中、迫り来るぬいぐるみをやっつけ、中の飴玉を取り出し美味しそうに頬ぼる桜、、からの現実への転換。。

桜の中に潜むどうしようもない狂気。下手なホラー映画よりもよっぽどホラーでした。

 

この桜が壊れていく過程が、ただのエログロな描写というだけではなく切なさを伴っていて、ufotableと須藤友徳監督のFate愛をすごく感じるんですね。いやまあ怖かったですけどね。汗

個人的にはそれと同時に、「命を頂く」という食事が本来持つ残酷な側面とか相まって深く考えさせられました。牛さん、豚さん、、といった感じに。

桜VSギル様においてのギル様

基本的には原作どおりにストーリーが展開していく劇場Fate HFですが、ちょっとした表現の違いやシーン追加もあり、その結果、原作以上にのめり込めるものとして完成していましたね。

個人的に印象的だったのが、ギル様が退場する際の、「よもやそこまー」のセリフが原作とはニュアンスが違って見えた点です。

泥に飲まれる間際の彼の様子が、慌てふためくというよりは、桜の進化に感嘆し畏怖の念を抱いているような様子。これは良改変だったと思います。

片足を失ったときのギル様の反応が、痛いとかよりも「我にひざまずけとでも言うのか?」な感じだったのもギル様らしくて素敵でした。

藤ねえと桜の会話を立ち聞きするイリヤ

自分自身と世界に深く絶望している桜を優しく諭すタイガー。彼女たちの会話を立ち聞きするイリヤというのも良改変だったように思います。

最初の方で書いたように、私はFateは「Zero」を観て「凜ルート」を観てって順番で入ったんですね(後ほどDEEN版のセイバールートも観ました)。

そうすると、どうしてもイリヤに感情移入してしまうのですが、藤ねえの口から「切嗣さんはしょっちゅう外国に出かけていた。何度も飛行機に乗って、、よっぽど会いたい大切な人がいたのね」という事が語られます。

 

ここで私、落涙です。。。笑

なんかね。イリヤの心がすごく救われた瞬間だったんじゃないかな。すごく素敵な改変でした。これは世界中のイリヤファンが安堵の涙を流した重要なシーンだったのではないか?と思います。

Fate HFの感想まとめ

他にも語りたいことは山ほどあるのですが(慎二の描き方の素晴らしさとか)、とめどなく書いていくと本当に何万文字も書いてしまいそうですので、このへんで自重しておきます。

 

正直、最近は「こんな夜更けにバナナかよ」くらいしか、素晴らしい映画に出会ってなかった気がしていましたが、今回のHFでその鬱憤が一気に浄化された気がします(内容自体は浄化とは程遠いものだったけどw)

できることなら、、第3章はトゥルーエンドで終わって欲しいな。桜にも士郎にも幸せになって欲しいです。だけどいずれにしても覚悟を持って結末を見届けようと思います。

 

HFの最終章は2020年の春に公開とのこと。もう第2章観て思いました。どれだけ公開延期になっても観ます!こんな素晴らしい作画と描写を観させられたら何も文句言えないもの。

上映中にもう何度か劇場に足を運ぶしかないな、これは・・・。

 

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