秦基博さんといえば、aikoさんの代表曲『カブトムシ』をはじめ、数々の人気曲をカヴァーしてきたシンガーソングライターですが、その歌唱力のヤバさを動画と共に書いていこうと思います。
『鋼と硝子でできた』秦基博の卑怯な声
(画像:Wikipediaより)
映画『ドラえもん』の主題歌、『ひまわりの約束』をはじめ、数々の代表曲を持つシンガーソングライターの秦基博さん。
繊細で儚げながらも、同時にタフでパワフルという、どう考えても相反する要素を併せ持つ、奇跡の歌声の持ち主です。女性をどこまでもうっとりさせ、男性をどこまでも嫉妬させる歌唱力は一度聴いたら病み付きになること請け合いでしょう。
そのミラクルボイスから、『硝子と鋼でできた声』というキャッチコピーをつけられたり、歌手のJUJUさんからは「秦基博の声は卑怯」とまで言われてしまったり・・・笑
そんな彼のことですから、オリジナル曲はもちろん、秦基博さんによってカヴァーされてきた他アーティストの往年の名曲も非常に好評を博し、老若男女沢山のフォロワーを生んでいます。
今日の記事ではその中のホンの一部、秦基博さんによるカヴァー曲の中で特に人気の高いものをいくつか抜粋してみます。
カブトムシ(aiko)
冒頭にも挙げた、aikoさんの代表曲であり、長年多くの人から愛されている名バラード『カブトムシ』。秦基博さんのカヴァー曲を初めて聴いたのはこのカブトムシだったという人も多いのではないでしょうか??
https://youtu.be/MH9VH8gE5zc
秦基博さんの手にかかるとこんな具合に仕上がります。aikoさんの持つ、しっとりと伸びやかな歌声は言うまでもなく素晴らしいですが、秦さんの”今にも崩れてしまいそうな”情緒的な高音もまた味わい深いですね。
名もなき詩(Mr.Children)
90年代のフェイバリットソングとして、ミスチルの『名もなき詩』が挙げられることは非常に多く、こちらも老若男女様々な人から世代を超えて愛され影響を与えた佳曲ですね。秦さんもやはりその中のひとりの様で・・・
丁寧に一言一句を紡ぐように歌う秦さんが印象的です。桜井さんのオリジナルがとてもインパクトがある分、秦基博さんの歌声で『名もなき詩』を聴くのは新鮮です。しかし、本当に歌上手いなあ・・・!
楓(スピッツ)
人気TV番組『僕らの音楽』で披露された、Superflyとkiroro金城綾乃さん、秦基博さんのコラボレーション。歌われた曲はスピッツの『楓』でした。こちらも、しっとりと切ない気分に浸れる超名曲ですよね。
https://youtu.be/-hVCLWv64Vw
Superfly越智さんも秦基博さんも、比較的パワーボーカルの色が強いですが、こういったしっとり系の曲も心に染み入りますね。金城さんの弾くシンプルながらも情緒溢れる伴奏ともイイ感じに絡んでいます。
なごり雪(イルカ)
昭和の名曲としてお馴染み、イルカさんの代表曲『なごり雪』も、カブトムシに並んで秦基博さんのカヴァー曲として有名ですね。アコースティックギター一本の弾き語りで、こちらも聴かせてくれます・・・。
イルカさんのオリジナルバージョンももちろん素敵ですが、秦さんの歌うこの曲もまたリピート再生不可避な中毒性に満ちていますね。繊細で鋭く突き刺さるような、まさに『硝子と鋼でできた声』を存分に堪能できます。
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まとめ
カヴァー曲って、オリジナルを超えることって滅多にないし、ある種の”茶番感”を感じてしまう機会が多く、私は個人的にあまり好きではないのですが、秦基博さんのカヴァーは文句の付けようがありません。
秦さんの場合、「元がすでにめちゃくちゃ完成されてる」って名曲をカヴァーすることが殆どなため、オリジナルとカヴァーの甲乙を付けることは非常に難しいですが(そもそもそんなこと意味がないですし)、
すでに完成されている名曲の新たな一面、表情を引き出し、オリジナルとは違った味わいを魅せてくれる秦基博さんは、やはり”プロの歌手”なんだなあ・・・としみじみ感じた次第です。
他にも沢山のカヴァー曲が存在するので、あなたも通勤通学、または眠れない夜のお供などに、秦さんの歌声に聴き入ってみてはいかがでしょうか?
【記事:ポン酢中毒】
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