X JAPANの曲は神曲とも言える作品が数多くありますが、
今日はそんなXの曲の中でも、とくに(個人的に)おすすめのものをランキング形式でまとめてみようと思います。
ちなみにXのアルバムで一番好きなのは、「BLUE BLOOD」、時点で「Vanishing Vision」なのですが、
個人的には曲単位だと「jealousy」の曲が大半なんだなぁ・・・と、書いていてなかなか面白かったです。
あくまで「今の気分で」好きな曲ランキングなところもあるし、明日になったら1位から10位まで総変わりしてる可能性もあります。笑
10位・CRUCIFY MY LOVE
名バラード「CRUCIFY MY LOVE」が10位にランクインです。
ボーカルとピアノ、ストリングスのみで構成された曲。
ピアノはビンテージ・モデルのスタインウェイというYOSHIKIの拘りが伺えるバラード曲ですね。
X JAPANのバラードはどの曲もメロディラインが美しいですが、バンドアンサンブルを廃している分、Toshlのボーカルがより一層際立ちますね。
ヘヴィメタルとクラシックを融合させた作風が特徴であるXの各楽曲の中でも、とりわけクラシカルな側面を存分に堪能出来ます。
9位・Stab Me In The Back
「Stab Me In The Back」が9位にランクイン。
スラッシュメタルとハードコアを融合させて2をかけたような、極めて過激で攻撃的な曲です。
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BPMが200という「オルガスム」を上回るエックス史上最速の曲で、YOSHIKIはレコーディングの際、1分間あたり、800発近くドラムを叩いたとされています!
(マツコの知らない世界でも、1分に800発のドラムを〜と紹介)
このレコーディング直後から、YOSHIKIは椎間板ヘルニアを背負うことになっちゃうんですよね・・・。
まさに命がけでテイクされた楽曲です。
8位・Voiceless Screaming
「Voiceless Screaming」が8位にランクイン。
Xの曲としては珍しく、ToshlとTAIJIによる合作です(作詞がTOSHI、作曲がTAIJI)。
レコーディング中に喉を潰してしまったToshlが、自分自身をモデルに作詞した曲。
YOSHIKIが作詞作曲を手掛けていないということだけでも異例な気がしますが、HIDEとPATAがレコーディングに参加していないというのもかなり異例・・・!
TAIJIの書くギターパートは、HIDE曰く「俺には弾けない」。PATAも「TAIJIほど上手くは弾けない」と言わしめたほど、ギタリストにとって難易度の高い曲になります。
この逸話だけでも、TAIJIの卓越した音楽スキルが窺い知れるというものです。(ってかこの人ベーシストだったんじゃ・・・汗)
7位・I.V.
「I.V.」が7位にランクイン。読み方は(アイ・ヴィー)。
X JAPANが公の場で10年ぶりに演奏し、アメリカ映画「ソウ4」のタイアップ曲として発表された佳曲。
再結成に先駆けたメモリアルな曲とも言えますね。
後期X JAPANの特徴でもある、インダストリアルな作風をがっつり継承していて、初めてI.V. を聴いたとき、”これからのX”を予感させてくれました。
生前に収録されたHIDEのギター音を、デジタル加工して楽曲の一部に使用しているという、バンドのHIDEに対する愛情を垣間見ることが出来ます。
6位・Say Anything
「Say Anything」が6位にランクイン。
Xのバラードの中でも、個人的に最もメロディが好きな曲です。メロディが恐ろしいほど美しいんですよね。
リリカルに歌うピアノに寄り添うストリングス。そこに重なるボーカルのメロディラインが非常に秀逸。Toshlのボーカルの当時のしゃがれ方も最高です。
VJS(ヴィジュアルジャパンサミット)2016では、L’Arc〜en〜Cielのhydeが、YOSHIKIのピアノをバッキングに、Say Anythingを歌唱。
hydeが歌うSay Anythingも、耽美で妖艶で非常に聴きごたえがありました♪
5位・Joker
「Joker」が5位にランクイン。
HIDEが作詞、作曲を担当したハードロックナンバーです。
YOSHIKI作曲の曲とはまた一味違う、ゴキゲン感溢れるキラーチューン。HIDEのギターも非常に彼らしいフレーズのオンパレードです。
こちらも、VJS(ヴィジュアルジャパンサミット)2016でカヴァーされた曲ですね。
カヴァーしたのはGLAY。HIDEの持つポップでキャッチーな作風とGLAYの演奏とTERUの歌声、非常に相性が良かった♪
4位・Rusty Nail
「Rusty Nail」が4位にランクイン。
X JAPANのライブで1曲目に演奏されることがとても多い、彼らの代表曲の1つです。
「WEEK END」の第2章として作られた曲としておなじみですね。
Bメロの途中に「WEEK END」のイントロ部分でPATAが弾いたアルペジオがそのまま入っていたり、
詞の内容も「WEEK END」から発想したものになっていたり、こういう遊び心もニクイです!
X JAPANの中でも割合POPに寄った曲で、聴きやすくXの入門曲にもピッタリと言えます。
ただ、Rusty Nailのポップな作風の中でも、YOSHIKIのパワフルなドラムをはじめ、テクニックの塊のような楽器隊は健在!
3位・ART OF LIFE
「ART OF LIFE」が3位にランクイン。
「ART OF LIFE」はYOSHIKIが自らの半生を描いたという曲として有名ですね。
YOSHIKIが小学校2年で初めて買ったレコードの、シューベルトの交響曲第8番ロ短調「未完成」をとり入れることが構想段階でまとまっていたという拘りっぷり。
また、半生を描いているだけあって、この曲長いです!笑。それでも30分もの間、全く飽きずに聴けるのがXの恐ろしいところ。。。
そして、ART OF LIFEの最大の特徴が、演奏を披露する毎にアレンジがどんどん変わっていることですね。
ただでさえ完成度の高い曲なのに、まだまだ完成度が上がってるって、一体どうなってるんだ。笑
YOSHIKIの生涯を描き、YOSHIKIを象徴する曲ということは、YOSHIKIが生きている限り、ART OF LIFEの進化は止まることを知らなさそうです!
2位・Silent Jealousy
「Silent Jealousy」が2位にランクイン。
Xのファンの中でも、「好きな曲ランキング」で1位や2位にランクインするほどの人気曲。
かくいう私もこの曲が滅茶苦茶好きで、個人的に好きな曲でも、首位目前です!
ヘビィメタルやスラッシュメタルの色を強く残しながら、YOSHIKI特有のクラシカルなストリングスアレンジが贅沢なまでに施されています。
原始的かつ動物感溢れる衝動と、夜空の星ような静けさが共存していて、Xの「静」と「動」の両方を存分に堪能出来ます。
TAIJIがいた頃の、スリリングな感触の楽曲アレンジも堪りませんね!
1位・DAHLIA
栄えある個人的に好きなX JAPANの中で好きな曲ランキング第1位は、YOSHIKI作詞作曲の「DAHLIA」です。
アルバムのタイトルにもなっているこの「DAHLIA」は、退廃的な悲観を描きながらも、それでも夜明けの空へと想いを馳せる希望を感じさせる歌詞が大変印象的ですね。
X JAPANをX JAPANたらしめるようなハイスピードなBPM。テクニカルな楽器隊とToshlのハイトーンボイス。
そこにYOSHIKIが得意とする、ピアノやストリングスを交えた、シンフォニックな作風があいまり、X特有の耽美なメロディをさらに極上なものへと昇華させます。
”X JAPAN”になってからの特徴でもある、インダストリアルなアレンジも大変興味深い。
まさに「これぞX JAPAN!」と言える、彼らの全てが凝縮された1曲であると言って良いでしょう!
まとめ
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如何だったでしょうか?
個人的に好きな曲TOP10ということで、かなり偏ったランキングになってしまったような気がしますが、(jealousy収録多かったなぁー笑)
書いてて、「他の曲も入れたかった・・・」って思うところが多々ありました。
紅やTears、XとかForever Loveなどもランクインさせたかったのですが、如何せん名曲が多すぎて・・・!
(ちなみにアルバム単位でいうとBLUE BLOODが圧倒的に好きです)
冒頭でも触れましたが、あくまで「今の気分で」好きな曲ランキングなところもあるし、明日になったら1位から10位まで総変わりしてる可能性もあります。笑
それだけ名曲が多いX JAPAN・・・やっぱりすごい。
ニューアルバムの発売日はまだ未定とされていますが、「発売される」ということだけは確実に決定されるわけですし、
X JAPANの新たな名曲に出会えることを首を長くして待ちたいと思います!
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