関東の三大師である佐野厄除け大師。
1100年近い歴史を持ち、パワースポットとしても有名なこの場所で厄払いをされる方も多いでしょう。
ところで、佐野厄除け大師に早生まれの人が厄年の厄払いにいくなら、参拝とお祓いの時期を1年ずらした方がいいのかも？と混乱される方も少なくないと聞きます。
今回の記事では、佐野厄除け大師やそれ以外の神社や寺院に、早生まれの人や厄年以外の人が参拝しても大丈夫なのか？、ということについて書いていきたいと思います。
佐野厄除け大師で厄払いの参拝をしよう
佐野厄除け大師は栃木県佐野市にある天台宗の寺院です。本来は惣宗寺（そうしゅうじ）という名前のお寺で通称「佐野厄除け大師」と呼ばれ親しまれています。
惣宗寺は天慶7年（944年）に藤原秀郷が春日岡（今の佐野城址の地）に創建したものと伝わっており、1100年近くもの間続く由緒正しきお寺です。
年末年始には関東地方を中心にテレビCMが多く放送されるので、「行ったことはないけど、名前は聞いたことがある！」という人も多いのではないでしょうか？
今となっては通称の呼び方の方が有名ですよね？
毎年三が日には50万人を超える参拝客が佐野厄除け大師に訪れます。すごい人数です。。
佐野厄除け大師は関東の三大師にかぞえられていて、また水子を供養する場所としてもおなじみです。また、パワースポットとしてもその名前は有名で、北海道から沖縄から沢山の人たちが御朱印を求めて参拝するお寺として人気ですよね。
他にも、交通安全、車のお祓い、家内安全、恋愛成就、結婚などなど…大勢の参拝者の方の中でも、実に様々な目的でご祈祷に行かれるということで、もはや万能過ぎるご利益を持つ寺院ですね。
そんなご利益満点の佐野厄除け大師ですから、年末年始の初詣の時期ははもちろん、厄年の人が厄払いの為に参拝される姿も多く見かけられます。
完全に余談の私事ですが、2020年は佐野厄除け大師に初詣に行き、おみくじで生まれて初めて大吉を引いたりと新年早々嬉しい気分を味わうことができました♪
下の写真は、この大吉のおみくじを私に授けてくれた自動販売機です。おみくじを自販機で販売しているのが何だか新鮮でユニークだったので、思わずパシャリ！
佐野厄除け大師では早生まれの人も厄払いできるの？
学生時代の友達どうしなど、何名かの団体で佐野厄除け大師に厄年の厄払いに行かれる方もいらっしゃると思います。
そうすると、たとえば7月生まれの人の厄年に、1月生まれの同級生の方が一緒に行くとなると年が１年ずれてしまいますよね？
「この人はばっちり厄年の厄払いができるれど、自分の厄年は来年だし、ご利益がないかもしれない・・・」と不安になるかもしれませんが、結論から言うと早生まれでも全く問題ありません。
なぜなら、厄年は古くからの慣習で「数え年」で数えます。数え年とは、生まれたその日に1歳となり、また毎年の1月1日元旦に1歳ずつ年を取っていく、という考え方です。
そのため厄年は早生まれかどうかというのは関係ないのですね。ですので、同級生どうしで厄払いに行く際は、4月2日生まれの方と4月1日生まれの方が一緒に行ったとしても、全く同じように御利益を受けることができます。
上記の理由から、佐野厄除け大師にかかわらず日本中の神社や寺院の大半で早生まれの人も厄払いできますのでご安心頂けたらと思います。
佐野厄除け大師では厄年以外の人も厄払いできるの？
また、「私は厄年ではないんだけど、お祓いをしてもらいたい」という場合も、もちろん参拝して問題は何一つありません。神社やお寺も快く引き受け、厄年以外の場合でも厄除け厄祓いの祈祷をして頂けます。
立て続けに悪いことが起きてしまったり、怪我や病気を相次いでしてしまったりすると、人はどうしても気が滅入るものです。佐野厄除け大師を含むほとんどの神社やお寺はその不安な気持ちを優しく受け止めてくれます。
ご祈祷をしてもらうことで、不安な気持ちを和らげる即効性が神社や寺院にはありますし、気持ちを落ち着かせたり整理させたいなどあれば、遠慮なく厄を払ってもらい、フレッシュな気持ちでこれからの毎日を生きていきましょう。
佐野厄除け大師での厄年やそれ以外の人の厄祓いについてまとめ
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神社や寺院は厄年の方でもそうでない方も、参拝される方全員を、どんなに人数が多く祈祷の目的が異なっていても優しく包み込んでくれるおおらかさがあります。
その中の1つ。西暦944年からもの長い間、私たちの厄を払い生活と心の安定を支えてくれた佐野厄除け大師。
何か嫌なことが続くようでしたら、遠慮なく参拝して助けや気付きを与えてもらいましょう。
あなたの悩み事が1分でも早く解決し、みずみずしく豊かな生活を送れることを心からお祈りしています♪
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