寒暖差アレルギーの症状を克服!自律神経を整える食べ物や飲み物

寒暖差疲労や寒暖差アレルギーに悩まされている人は年々増えています。

頭痛や咳、くしゃみなどの症状が続く場合、もしかしたら症状を悪化させている要因として食生活が挙げられるかもしれません。

以前の冬バテの記事でも簡単に書きましたが、今回は寒暖差アレルギーの症状の改善に効果的な食べ物や飲み物に特化した内容として、書いていきたいと思います。

いずれも寒暖差アレルギーの症状を緩和させる栄養分が入っているものですから、是非、日常の献立の中に取り入れてみてくださいね♪

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寒暖差アレルギーの時期はいつからいつまで?

まずは、寒暖差アレルギーや寒暖差疲労の原因や特徴などについて、あらためておさらいしていきましょう。

(寒暖差アレルギーも寒暖差疲労も言葉の意味は同じですので、ここでは”寒暖差アレルギー”と用語を統一させて頂きます)

 

寒暖差アレルギーとは、その名の通り寒暖差が激しい場合に生じるアレルギーのことです。アレルギーという名前がついていますが、特にアレルゲンのような原因物質がないことも特徴。

そのため、医学的には「血管運動性鼻炎」と表記されることが多いです。

アレルゲンがないとはいえ、身体に起こる症状は非常にアレルギーと酷似していて、くしゃみや鼻水、食欲がなくなったり疲れやすくなったり、様々な不調があらわれます。

 

そして、この寒暖差アレルギーの時期はいつからいつまでなのか?というと、、1日の寒暖差が激しい季節である秋や春に症状があらわれる人が多いです。そして寒暖差が穏やかになるにつれて症状が軽減されるのが一般的ですね。

ただし日本では夏や冬には室内でエアコンを使いますし、寒暖差が生じる場面は1年を通していつでもあります。

 

ですから、寒暖差アレルギーは春や秋に起こりやすいが生活習慣によっては年間ずっと発症し続ける可能性がある、と言うことができます。

だからこそ寒暖差アレルギーを予防したり症状を改善するためには、生活習慣を見直す必要があるというのが私の意見です。

そしてそれは意外と簡単にできます。例えば食べ物を改めることは今すぐにでもできますし、簡単なのに効果は大きい。是非実践してみてくださいね!

寒暖差アレルギーの症状を改善!自律神経を整える食べ物

そもそも寒暖差アレルギーが起こってしまう原因は、温度に合わせて身体を調節して適応させている自立神経が乱れてしまうことに由来します。

ですから、「自律神経を整える」。これを目的とした食材選びをすることが寒暖差アレルギーの症状を改善させる上で重要なポイントになってくるんですね。

自律神経を整えるためには「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンを効率よく分泌させられることがキモになってきますので、そういった成分を含んでいるか?の観点からも食材を選んでいきましょう。

納豆

大豆に含まれるアミノ酸の一種である「トリプトファン」はセロトニンの元となる重要な栄養素です。

納豆にはアレルギー鼻炎の症状改善にも効果が高いことも確認されていますし、果てにはがんを予防する抗菌ペプチドが含まれていることも明らかになっています。まさに様々な栄養素を含んだ万能食と言えそうですね!

また、トリプトファンの摂取ということでしたら、納豆の他にも豆腐や味噌、醤油などの大豆製品にも同様の効果が期待できます。

バナナ

先述したトリプトファンからセロトニンを合成するために必要な栄養素は2つあります。「炭水化物」「ビタミンB6」です。

そしてバナナには、トリプトファンと炭水化物とビタミンB6の全てが含まれている食品でもあります。自律神経を正常な状態に保つのに必須であるセロトニンを、バナナだけで補うことができるのは非常に心強いですね!

バナナは他にもダイエット効果や美肌効果など栄養素の宝庫であることは周知の事実。積極的に取り入れたい食材です。

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米、パン、パスタ

日本でも主食としてお馴染みの米やパン、パスタには炭水化物が豊富に含まれています。栄養価も非常に高いので、納豆や豆腐、または後述するにんにくや生姜などと合わせて効率よく取り入れたい食材ですね。

そもそも主食ですし、その他の栄養素が如何に優れているかについては、ここで取り上げて語る必要もないでしょう。「主食」として成立しうるだけの可能性を備えたスーパーフードが、これらなのです。

にんにく、生姜

にんにくや生姜にはビタミンB6を生成する作用がありますので、セロトニンを生成し分泌を促す点でも大きな役割を果たしてくれます。また、自律神経を整えるためには身体を温めることが必須要項になります。

にんにくや生姜は温野菜として知られているとおり身体の保温にも効果抜群。さらに殺菌作用も非常に高いので、喉の痛みや炎症を緩和させるなど、風邪を予防する効果もあるのです。

牛乳、チーズなどの乳製品

牛乳やチーズ、ヨーグルトに代表される乳製品もセロトニンの原料であるトリプトファンを豊富に含んだ食材として知られています。トリプトファンを効率よくセロトニンに変えるためには朝食でしっかり摂取することが理想的です。

乳製品は朝ごはんとしても相性抜群です。日頃、朝食をカップラーメンで済ませてしまっているような場合は、朝食に牛乳やチーズなどで代替するだけで、程なくしてその効果を実感できるのでは?と思います。

寒暖差アレルギーの症状を抑えるのに効果的な飲み物

また、自律神経を整えるためには、セロトニンの分泌と合わせて身体を温めてリラックスすることが推奨されます。そういう観点から、今度は飲み物を選んでいきましょう。

紅茶

このブログでも、たびたび推奨させて頂いている紅茶ですが、やはり殺菌効果と抗アレルギー効果、そして身体を温めリラックスさせる作用は自律神経を整える飲み物としてマストと言うことができます。

はちみつ生姜紅茶にして常飲すると効果をさらに高められますので、よろしければそちらもご参考にされてみてください。

はちみつ生姜紅茶の効能で風邪予防!ダイエットや肌荒れにも効果あり

赤ワイン

赤ワインに含まれるポリフェノールには、生活習慣病の原因であるコレステロールの酸化を抑える作用が期待できます。

また、認知症の予防や殺菌効果による風邪予防など様々な効能が得られますので、可能でしたら赤ワインを飲む習慣も身に着けたいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

寒暖差アレルギーはある意味の生活習慣病と捉えられますし、生活習慣病である以上は生活習慣を改めることで改善、予防することも可能なんですね。

まずは生活習慣の中でも簡単に変えられる食生活。食べ物や飲み物を寒暖差アレルギーに活用して、たくましい自律神経と一緒に健やかな毎日を送りましょう!

 

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