L’Arc~en~Cielといえば、日本国内はもちろん海外にも多くのファンから評価されているモンスターバンドです。
また、同業者にも多くのフォロワーがいて、DAIGOさんやJanne Da Arcのyasuさん、大衆演劇の女形である早乙女太一さん、NEWSやテゴマスでおなじみの手越祐也くん・・・
V系バンドはもちろん、役者さんやジャニーズタレントまで、ラルクに影響を受けたアーティストの名前を列挙し出すとキリがありません。
それだけ多くの人を惹き付ける、ラルクの魅力とは何なのでしょうか?
今回の記事では、ラルクアンシエルというバンドの魅力や、同業者も一目おく歌唱力や演奏力などについて語っていきたいと思います。
ラルクアンシエルの魅力とは何なのか?
私がL’Arc~en~Cielを初めて聴いたのは、小学生の頃にアニメるろうに剣心を見ていたときです。
新エンディングテーマとして主題歌の「The Fourth Avenue Cafe」が流れたのを聴いたときが、私がラルクと出会った瞬間でした。
(sakuraが事件を起こして逮捕されてしまったため、この主題歌はすぐさまT.M.Revolutionの曲になってしまいましたが・・・)
初めてラルクの曲に出会ったときに思ったのは、「こんなにいい曲が世の中にあるのか!?」という率直な驚きです。
そこからラルクアンシエルはメンバー逮捕のため活動休止。私はこの活動休止の期間中にツタヤでラルクのアルバムを全てレンタルして聴きました(当時小学生だったので親のお金でw)
そしてそこでまた驚いたのが、「Blurry Eyes」や「flower」や「Lies and Truth」など、シングル曲の作曲者がそれぞれ違うということです。
当時の私はバンドには曲を作る人が1人しかいないと思っていましたから、バンドメンバー全員が、シングルになるほどキャッチーで力のある曲を作ることができるなんて衝撃でしかありません。
ラルクアンシエルの魅力を1つ挙げるとしたら、この作曲メンバーが揃っていることによる楽曲のレンジが広いことでしょう。
明るい曲から暗い曲、激しい曲から切ない曲まで、、1バンドだけでお腹いっぱいになれます。
この楽曲の多様性が、ラルクアンシエルの最大の魅力の1つであることは間違いないでしょう。
ラルクアンシエルの歌唱力や演奏力への評価
また、私自身もそうなのですが、ラルクアンシエルに影響を受けて楽器を始めたりバンドを組むようになった人は数知れません。事実、ラルク登場以前とそれ以降で、日本の音楽シーンはガラリと変わったような気がします。
それでは、ラルクの歌唱力や演奏力とはどのようなものなのでしょうか?
hyde
ミックスボイス、ファルセットからシャウト、スーパーヘッドボイスまで様々な歌唱法を歌いこなす化け物のようなボーカリストです。その多彩な歌唱法から、低音だとlowE、高温だとhihiAまでとおそろしいほどの音域が出ます。
この音域の広さ、歌唱法の多様さがなければ、作曲するメンバーがそれぞれ違う個性的な楽曲をここまで表現しきれなかったでしょう。
カラオケで歌うと高い声も低い声も出なかったりします。たぶんカラオケでhydeのおそろしさをあらためて思い知る人は多いかと。笑
ken
荒々しいカッティングから、怪しげでドラマティックなリードプレイ、泣く子も黙る速弾きまでを弾きこなす化け物のようなギタリストです。
ギターソロは手癖多め。その手癖のバリエーションさえいちいち豊富なのがまた悩ましいですね。
ラルクアンシエルの曲のコピーにチャレンジした人なら分かると思いますが、kenのギターはバンドスコアの楽譜どおりに弾いてもkenらしくなりません。
譜面に表記しきれないken特有の「間」があるんです。この楽譜に書かれない独特の間が、ラルクの楽曲にスリリングな味付けをしてくれています。
tetsuya
縦横無尽に動きまわる歌うベースを中心に、ときにはタイトなルート弾きからスラップまで使いこなす化け物のようなベーシストです。このバンド化け物ばっかりかい!w
今まで幾多ものベーシスト希望者たちを挫折へと追い込んできたテクニカルなベースラインは、聴いていて単純に楽しいです。
ジェットコースターに乗っているときのようなワクワクハラハラな低音を堪能できます。tetsuyaについては以前にも記事に書いたことがあるので、良かったらそちらも読んでみてください。
yukihiro
とにかく手数が多い。そして正確。ラルクのライブを見たことがある方なら分かると思いますが、ドラムセットには無数の太鼓やシンバルが装備されています。これを全て正確に叩く。やはり化け物のようなドラマーです。笑
ちなみに、ラルクアンシエルの過去のアルバムを聴いてみると「heart」から「AWAKE」くらいまで、yukihiroのドラムのボリュームが小さく、代わりにTETSUYAのベースのボリュームが大きくレコーディングされています。
これはyukihiroが「自分のドラムが下手だったからそうしてもらっていた」とのこと。何言ってんだアンタ!?この実力で謙虚だと?w
こんなふうに、全員を「化け物のような」と形容してしまうくらい、各パートが個性的な実力派なのがラルクアンシエルというバンドです。
そして、そのメンバーの多さから、ラルクの楽曲では各パートどうしの音がぶつかり合うか喧嘩し合うか、合わないかのギリギリのラインで共存します。
もちろん、音がぶつかり合わないギリギリのラインを狙って、全メンバーが計算しながら、この音の駆け引きを楽しんでいることが伺えます。
sakuraのドラムについても、いつかどこかで書こうと思います。sakuraの野生と知性が共存するドラミングも、yukihiroとはまた違う味わい深さがあるんですよね。
hydeの怪しげで華のあるボーカルやドラマティックな楽曲。それぞれ絶対無二の個性を持つメンバー。それが非常に高い次元で共存する、奇跡のようなバンドがラルクアンシエルなんです。
ラルクアンシエルの実力への評価が高い楽曲たち
そんなラルクの実力を存分に味わえる、バンドマンや音楽関係者からも評価の高い楽曲を何曲か挙げておきます。
hydeの凄さが分かる曲
瞳の住人
虹
kenの凄さが分かる曲
HEAVEN’S DRIVE
いばらの涙
tetsuyaの凄さが分かる曲
花葬
forbidden lover
yukihiroの凄さが分かる曲
DAYBREAK’S BELL
ROUTE 666
いや、でもいざ列挙してみたら、どの曲もメンバー全員の凄さが一気に分かる曲ばかりでしたね。汗
本当にどこまで化け物なのだろうか?ラルクアンシエルというバンドは・・・。
ラルクアンシエルの評価まとめ
いかがだったでしょうか?
L’Arc~en~Cielの魅力や楽曲の多様性、メンバーそれぞれのセンスが如何にずば抜けているか?を1つの記事だけで書ききることは到底無理があるなと思いましたので、このサイトでも定期的にラルクの魅力についての記事を追加していこうと思います。
・メンバーごとに特徴の異なる個性的な楽曲
・楽曲に負けることのない確かな歌唱力と演奏力
この2大要素が作り上げるラルクアンシエルの世界観に、これからもどっぷりと使っていきたいと思います♪
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