ブランキージェットシティが解散した理由。彼らに影響を受けた有名人は?

日本のロックンロールバンドの代名詞的な存在として、数々の伝説を残したBJC(ブランキージェットシティ)

人気絶頂の中での突然の解散など、本当に最後までかっこいいバンドでした。

 

ところで、ブランキージェットシティが解散してしまった理由って何だったのでしょうか?また、再結成の可能性はないのでしょうか?

今回の記事では、ブランキージェットシティの解散理由や、彼らに影響を受けたミュージシャンや有名人などについて書いていきたいと思います。

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各界の大物達が影響を受けたブランキー

BLANKEY JET CITY(ブランキージェットシティ)といえば、ミッシェルガンエレファントやゆらゆら帝国と並ぶ、

日本国内で数少ない正統派ロックンロールバンドの草分けとしてファンから今なお愛され続けているバンドです。

 

椎名林檎さんやGLAYのJIROちゃん、元JUDY AND MARYのTAKUYAくんなど同業者のバンドマンにも多くのブランキーファンがいます。

また、嵐の二宮和也くんやPUFFYの大貫亜美さんなど、アイドルや歌手の方からも絶大な支持を得ていますね。

 

お笑い芸人だと、バイきんぐの小峠英二さんも浅井健一を追いかけ続けている1人。ベンジーの対談がまだ記憶に新しいですね。

また、フットボールアワーの後藤輝基さんも、TV番組のゴッドタン内のマジ歌企画で「ジェットエクスタシー」という曲を披露しています。

このジェットエクスタシー(通称ジェッタシー)も清々しいくらいにブランキーの「Sea Side Jet City」をパクっています。笑

おそらく後藤さんも彼らのファンと判断して間違いないでしょう。

同じくお笑い芸人の方だと、千原ジュニアさんもBJCのファンを公言していますね!

 

沢山の芸能人から影響を受けたアーティストとして、リスペクトを集めるバンド、ブランキー・ジェット・シティ。

果てにはあまりミュージシャンや音楽を褒めることのないタモリさんさえ、ブランキーを絶賛。

Mステのコメントでもタモリさんは「再結成して欲しいバンド」にブランキージェットシティの名前を挙げています。

BJCが解散した本当の理由とは?

「最高のアルバムができたので解散します」

人気絶頂の中、新聞広告内で突然の解散を発表したブランキージェットシティ。

 

兼ねてよりのロックファンはもちろんのこと、「赤いタンバリン」のリリースから同曲のキャッチーなメロディと歌詞で一般層の心までもキャッチ。

「まさにこれから!」というタイミングで突如、ブランキーは解散してしまいました。

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なぜ、ブランキーが解散してしまったのか?これには諸説あるようですが、

メンバーの浅井健一(ギターボーカル)さんと照井利幸(ベース)さんの二人が、レディオヘッドなどの影響から打ち込みサウンドに傾倒し、

それに対して、同バンドのドラムを担当していた中村達也さんが不満を感じたから、という説が有力です。

”問題作”と呼び声の高い『ロメオの心臓』

先に挙げたシングル、赤いタンバリンが収録された「ロメオの心臓」というアルバムでは(とくにリズムパターンの)随所に打ち込み音がレコーディングされています。

これは先にも書きましたが、当時の浅井健一さんがイギリスの実力派バンド、レディオヘッドから強くインスパイアを受けたことに由来するようです。

 

3ピースバンドのサウンドを追求し続けてきたBJCが、電子音や機械的なリズムパターンを取り入れる大胆な方向転換は、ファンの間でも賛否両論が巻き起こりました。

中村達也さん特有の前ノリで攻撃的なドラミングが控えめになった音作り。そしてドラムの代わりに、ヘピンなど打ち込みが多用された楽曲が多く採用された同アルバム。

 

たしかに私自身もロメオの心臓を初めて聴いたときは違和感を覚えました。「あれ?なんかノリが変わったな」って。

「これはこれでブランキーの新たな試みなんだろう」とわりと肯定的に捉えようとしていましたが、当時の私はあまり好きなアルバムではありませんでした。。。

メンバー当事者の間では、この打ち込み事件により、彼らの言葉で表現される「細く美しいワイヤー」に亀裂が入ってしまったのかもしれませんね。

「最高のアルバムができたので解散します」

そして、『ロメオの心臓』に続く、彼らにとってのラストアルバム、「Harlem Jets(ハーレムジェッツ)」

本来のブランキージェットシティの攻撃的なサウンドが蘇り、前作で多用されていた打ち込みサウンドも控えられています。

 

ブランキーはこのアルバム発表の際に、「最高のアルバムができたので解散します」という言葉を残して解散したわけですが、事実、解散理由が本当にそうなのだと納得せざるを得ないような出来映えです。

ブランキー特有の攻撃性や不良感はそのままに、さらにある種の余裕や牧歌的な気配さえ漂わせるアルバムが「Harlem Jets」。

個人的には”このアルバムの先”を見たかったような気がしなくもありません。

 

デビューから解散まで、何もかもがドラマティックでロマンチックで刹那的で人間的だったバンド。それがBJC(ブランキージェットシティ)というバンドなのだと思います。

ブランキージェットシティが再結成する可能性はあるのか?

そんなこんなで、ブランキージェットシティはメンバー間での音楽性の相違が原因で解散したという見方が有力です。

他にも、ベンジーがブランキーとは他に「シャーベッツ」というバンドを立ち上げ活動している様子を見て、ドラマーの中村達也さんがそのことを良く思わなかったなどの説もあります。

 

シャーベッツは、ブランキーに比べると、浅井健一の純粋性や透明感をより表現したような表現が特徴的です。

達也さんは「ベンジーが本当にやりたいのはブランキーじゃなくてシャーベッツみたいな音楽なんじゃないのか!?」とよく思っていなかった時期があったようです。

 

とは言うものの、メンバー間が壊滅的なほどに不仲になったせいで解散ということはないと思いますし、再結成の可能性もなくはないでしょう。

バンドが解散してから現在まで、メンバー3人が一度にステージに立つことはありませんが、それぞれ共演することは意外と多いです。

ベンジーと照ちゃんはプライベートでサーフィンに行ったりと仲良しですしね。

 

また、以前チケットぴあサイト内で行われた「浅井健一100問インタビュー」の中で、ベンジーはブランキー時代のメンバーについて下記のように語っています。

Q.浅井さんにとって、中村達也とは?

A.すごいいいヤツで、すごい大好き。いつまでも好きだし、今はあんまり会ってないけど親友だよ。あんまり会わない親友。

Q.浅井さんにとって、照井利幸とは?

A.照ちゃんとは長い付き合いになってて。照ちゃんも俺も変化してるけど、照ちゃんにはサーフィンも教えてもらってるし、これからもたぶんよく会う親友になるんだと思う。

事実、ベンジーが「浅井健一」名義でリリースしたシングル「ぐっさり」では、照井さんがベース演奏を担当しています。

ということで、メンバー間の確執が現在も続いていることは考えにくいです。

もしかしたら再結成の可能性も!?とファンとしては期待してしまいますね。

 

ベンジーは今でもライブでライラックなどブランキー時代の曲を披露することが少なくないですが、

やっぱりこの世界観をブランキージェットシティのサウンドで体感したいです!

 

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