手帳の書き方のおすすめは?時間管理と色分けを重視する使い方の罠

毎年、10月に入った頃から、書店などで来年の手帳が発売され始めますね。
「あの手帳、使いやすそう!」「この手帳は機能が充実してて良い!」など、お店の手帳コーナーをうろうろする時間は、至福の時間だと思います。

しかし、「毎年手帳を購入するものの結局使いこなせずに終わってしまう・・・」という人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、おすすめな手帳の書き方や、時間管理を徹底することの罠や最近流行っている色分けについて、つらつらと書いていきたいと思います。

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手帳の書き方のおすすめは?使い方が分からない!

手帳を買ったばかりの頃って、来年の抱負とか期待に胸が膨らんでいる時ですし、ビッシリ書きまくってやろう!と気合いが入ってるものです。

ですので、1月のスケジュールはめちゃくちゃビッシリ丁寧に書かれることが多い。

けれども、月を重ねるにつれて、そのビッシリさが少しずつすり減っていく・・・10月になった頃には、1月に書き込んでいたようなビッシリ感はすっかり無くなってしまっている。

 

あなたにも経験があるのではないでしょうか?学生時代の、「最初は綺麗に書いてたのにだんだん汚くなってくるノート」と同じような感じですね。笑

最近は、バーチカルタイプ(見開きの横軸に1週間分の日付、縦軸に1日の時間軸が印刷されたタイプ)の手帳が人気なこともあって、その傾向は一層顕著に見られるように思います。

「なぜ、手帳を上手に書けないんだろう?機能を使いこなせないんだろう?」と軽い自己嫌悪に陥ったことのある人も少なくないのでは?という気がします。

そこで、私なりの手帳の書き方とか、手帳の存在意義についてお話しさせてください。

 

そもそも、当たり前のことですが、手帳というのはスケジュールを管理するためのものです。

そして、なぜスケジュールを管理する必要があるか?というと、自由に使える暇な時間をどれだけ作れるかが、充実した人生を過ごすためのカギになるから(私の考えです)。

「7つの習慣」という本の著者として有名な、スティーブン・R. コヴィーさんは、「スケジュールというものは4つの領域に分けられている」と主張しています。

その4つは、図のような分かれ方をするそうです。


(画像引用元:http://www.franklinplanner.co.jp)

続けて、スティーブン・R. コヴィーさんは下記のような主張をしています。

時間管理の本質は、優先事項を決め、それらを中心に計画を立て、実行することである。優先事項を決めるにはまず、自分の価値観や最大の関心事を深く探り、明確にしなければならない。

その価値観と関心事をもとに短・長期の目標と計画を立て、さらにスケジュールあるいは時間配分を決める。

そして、もっと重要な事柄(緊急な事柄ではなく)が出現しないかぎり、自己を律して計画どおりに進めていかなければならない。

(第II領域に取り組めば)効果性は驚くほど高まり、逆に危機や問題は対応できる程度まで減少していくだろう。なぜなら、あなたは根本原因に働きかけ、問題が発生する前に防止する手立てを講じているからである。

つまり、第II領域(重要だけど緊急ではない)時間を如何に作るか?が、とても大事だということですね。

手帳がビッシリと第Ⅰ領域で埋め尽くされていたら、第II領域(勉強や練習)に関わることが出来なくなってしまうし、第IV領域で埋め尽くされていてもダメということです。

 

なので、私は手帳はビッシリ書き込めば書き込むほど良い派ではないんですね。

どちらかというと「第II領域に充てる時間をどれだけ作れるか?」を一見出来るように手帳を使っている感じです。

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手帳の書き方は時間を管理することとイコールなの?

「手帳の書き方=時間を管理すること」とだけ考えてしまっている人は、第Ⅰ領域から第Ⅳ領域までの予定をごちゃまぜにして書いている傾向にある気がします。

そうすると、「どの予定が重要でどの予定が重要じゃないか?」が分からなくなってしまいますよね?

 

私は、基本、手帳には第Ⅰ領域のことしか書き込まないようにしています。そりゃあ、重要だし緊急性が高いことはやらなければ仕方がないですから。忘れないように書いています。

それ以外の予定については、書きません。なんか手帳に管理されてるロボットになったような気になってしまうのがイヤというのもありますし、

何よりも第Ⅲ領域や第Ⅳ領域の予定までビッシリと書いてしまった結果、第II領域に充てられる時間がどのくらいなのか?を一目で把握しづらくなると考えているからなんですね。

 

「バーチカル手帳に予定ビッシリ書いてある」が立派な手帳の使い方なのではなくて、

「第II領域に充てられる時間をどれくらい作れるか?」に気持ちをフォーカス出来ることが大事なんだと思います。

そこさえしっかりとしていれば、手帳の使い方なんてシンプルで良いんです。

 

手帳の書き方で色分けをするのって意味あるの?

手帳の書き方を模索している人の中で、色分けに注目する人も多いのではないでしょうか?

前項までで書いたように、第II領域に充てられる時間を浮き彫りに出来るのでしたら、色分けってすごく効果的な書き方だと思います。

例えば、第Ⅰ領域にあたる予定はオレンジのマーカーを引く、第Ⅲ領域にあたる予定は青で書く・・・というように。

 

このマーカーの色が少なければ少ないほど、第II領域に充てる時間を増やせるということです。

スケジュール帳の色分けは、そういうふうに活用していくのがオススメだと思います。

 

まとめ

「手帳をビッシリ書いた方がいい」というのは、私は幻想だと思っていて、むしろ予定を書き込まない暇な時間があればあるほど良いというのが私の考え方です。

暇な時間ほど可能性のある時間ってありませんからね。だって、何をやっても良いんだから。もちろん、空いた時間をくだらないことに使ってしまうのは良くないと思いますが・・・。

ということで、新しい手帳の書き方はシンプルに、「自由に使える暇な時間をどれだけ作れるか?」に注目して書くことが私のおすすめですという話でした。

あなたの手帳が、素敵な将来のためのテキストブックになってくれることを願っています♪

 

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