イナズマロックフェス2016がフジテレビで放送されていたのですが、当フェス主催者でもある、T.M.Revolution西川貴教さんが神対応過ぎて感動した!ってお話しです。
西川貴教の歌唱力、声量、ビブラートの進化率は異常
(画像引用:Wikipediaより)
T.M.Revolutionの西川貴教さんといえば、圧倒的な歌唱力と声量(と、筋肉w)で多くのファンを魅了する超実力派シンガーの一人です。
その歌唱力は年齢を重ねるにつれて、パワフルさを増しているという声も絶えず、
実際、筆者が聴いた感想としても、声量はもちろん、彼が得意とする特徴的なビブラートも、年々キレ味が鋭くなっている気がしますね。
90年代後半に登場してから現在に至るまで、長期に渡って第一線で、日本の音楽シーンをリードする頼もしい兄貴であります。
イナズマロックフェスの出演者のクオリティも異常
そんな西川貴教兄貴が主催する、2008年から続く、滋賀県の超目玉音楽イベント、イナズマロックフェス。
主催者が異常なレベルのハイパフォーマーなだけあって、イナズマロックフェスに呼ばれる出演者もイチイチ脂が乗っています。
過去出演者には、ももいろクローバーZやUVERworld、MAN WITH A MISSIONなど、一癖も二癖もある骨太なアーティストが多数、名を連ねているんですね。
これだけのビッグネームを一同に集結させることができるのも、T.M.Revolution=西川貴教というアーティストの、確かな実力や人徳のたまものって気がします。
イナズマロックフェスが8回目にしてまさかの一部中止!!
ところで、昨年(2016年)に開催された、第八回目になるイナズマロックフェスでは、2日目に、あるアクシデントに見舞われ、当フェス史上初の「一部中止」という結果に・・・。
そのアクシデントというのが、
リアルな雷(イナズマ)・・・。
イナズマロックフェスに、本物のイナズマが急遽出現したことにより、参加者の安全を第一に優先した結果、フェスを中止にせざるを得なくなってしまったんです。
この影響で、その後のパフォーマンスが予定されていた、MAN WITH A MISSION、UVERworld、T.M.Revolution、東京ダイナマイト、カラテカらが出演出来ないまま、フェスはその開催を終えてしまうのでした・・・。
イナズマロックフェス2016年で西川貴教が見せた神対応
しかし、この雷アクシデントの際に見せた、西川貴教さんの対応が神過ぎて、恐らく来場者全員が、笑顔のまま会場を後にすることができたのです!(もちろん残念なのには間違いないのですが・・・)
イナズマロックフェス2016に参戦したTwitterユーザーの投稿によると、
1.雷が鳴ってすぐにライブ中断。
2.客席は避雷針で守られてる、しゃがんで待つよう対応を指示。
3.すぐに17:30に続行か中止か決定すると告知。訳も分からず待たずにすんだ。
4.17:30を待たず西川君が現れ今後一時間半雷雲が留まる予報の為中止を発表。
5.DJさんがずっと声をかけ続け気持ちを支えてくれた。
6.一時間半くらい待つよ!と言う人もいたけど実際退場を待つ間に沢山の人が体調を崩していた。警報も出た。
7.正しく迅速で何より参加者を大切にした対応だったと思う。
8.根拠ない期待に惑わずそれができる、成熟した組織なんだなイナズマはと思った。
・・・これって凄いことだと思います。フェスにトラブルはつきものですが、トラブルっていうのは本来予想外の自体だからトラブルと呼ばれるのであって、
だいたい、どのフェスの主催者もいざ非常事態に見舞われたときにはある程度、てんやわんやでパニックな状況に陥ってしまうことが多いと思うんですよね。とくに1日の来場者が5万人とかの、イナズマロックフェスみたいな大規模なフェスなら尚更。
まずは参加者の安全を最大限に確保する。そしてしっかり参加者を安心させる。中止になってしまった旨を誠心誠意謝罪する。これを滞りなくスムーズにやり遂げるのって、かなり主催側の力量が試される場面だと思います。
「当たり前のこと」と思われるかも知れませんが、現場は、人が5万人集まっている野外のフェス会場。当たり前のことが、当たり前にやりづらい状況においても、です。
しかも西川さん本人が、来場した参加者の最後の一名が帰路につくまで、しっかりと見送りとともに、謝罪をしたそうな・・・。
雷の影響でフェスが中止。これ自体は主催者の責任でもないし西川さんの責任でもありません。それなのに、この神対応。
トラブルに見舞われ残念なハズの大勢のファンが、この西川さんの神対応で却って、「兄貴!抱いてくれ!!」と歓喜したのは想像に難くありませんよね?
西川さんの愛が溢れるエピソードに、私もテレビ画面を見ながらニヤニヤをこらえきれませんでした・・・!
イナズマロックフェス2016リターンズの開催日は9月15日!
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しかも、突然の雷トラブルで、「今日のフェスは中止にします。ごめんなさい」だけで終わらせないのが、TMR西川兄貴の凄いところ。
2016年にステージに立つことが出来なかったアーティストたちが、2017年に「イナズマロックフェス2016リターンズ」として、あらためてファンの前で演奏することが決まっています。
イナズマロックフェス2016リターンズの開催日は2017年の9月15日。イナズマロックフェス2017の開催日前日になるそう。
つまり、2017年のイナズマロックフェスは3日間ぶっ通しになりますね。
「チケットの半券は大事に取っておいて下さい」という運営側のアナウンスが示すとおり、去年参戦していた人は、イナズマロックフェス2016リターンズの入場料が無料ということになります。
・・・これ、とんでもないことですよね。運営的にはどう考えても赤字なのに。
もはや「神対応」とかって話しじゃ済まないくらい、どこまでもファンを愛する西川さんと運営スタッフたち。
イナズマロックフェスこそが、もしかしたら世界で一番、愛に満ちた野外フェスなのかも知れません。
【ポン酢中毒】
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