色の効果や効能は、私たちの心理にどう影響するのか？

私たちの日常を、味わい深く彩ってくれる『色』
周りに溢れる様々な色彩は私たちに
どのような効果をもたらすのでしょうか？

色には、私たちの心理に作用する
不思議なチカラが宿っていることは
疑いの余地もないですね。

今日の記事ではそんな様々な色の中でも
虹やヨガなどのチャクラで表現される、
『赤・オレンジ・黄・緑・青・紫』の
七色について、お話ししていきたいと思っています。

赤色の持つ効果

赤には、力強く躍動感の溢れる
エネルギーが宿っているように感じます。

実際に部屋のインテリアや照明などで、
赤色を基調としたカラーリングを選ぶと
その空間内では体感温度が3度も上昇するらしいです。

また、
乳幼児のことを『赤ちゃん』と呼ぶのは
産まれてきた人間が初めて認識する色は赤色
と言われているからだとか。

確かに『赤』ってインパクトのある色です。
信号でも赤信号が一番目立つ色ですし、

広告の文字とかでも赤が使われていると
思わずそちらへ目が行ってしまいますよね。

実際に体感温度が上がったり、
人間にとってもっともインパクトのある色。

『赤色』は『エネルギーの象徴』ともいえるような色ですね。

オレンジ色の持つ効果

夕焼けの空を眺めていると、
なんだかホッとするような
優しい気持ちになったりしませんか？

オレンジ色には心を癒す効能が
多く入っているように感じられます。

ちなみにオレンジ色というのは
大きくみせたり、太って見えたりする
膨張色なんだそうです。笑

ダイエット中だったり、
少しお腹周りが気になるような人は
オレンジ色の服装を避けた方がいいかも知れませんね・・・。

けれどもそれは、オレンジという色が
私たちの心に深い安らぎと暖かさを
与えてくれる証拠ではないでしょうか？

『オレンジ色』は『安らぎと優しさの象徴』
って気がします。

黄色の持つ効果

黄色はカラーセラピーの世界では
知性や理解力に対して
非常に高い効果をもたらす色だとされています。

ほかには、
『金運財布』などからも分かるとおり
運気を上げる効能が強くあるようです。

また黄色い光は、
神経や皮膚、消化器系など
私たちの体に良い影響を与えることが多く

トイレなどの生活空間ではとくに
黄色を使った部屋模様だと
なんだか、非常に落ち着きますね。

知性や理解力、それに運気・・・。
私たちを豊かにしてくれるという意味で

『黄色』は『安心感の象徴』
と、言うことができそうです。

緑色の持つ効果

自然界には緑色が溢れているからなのか
草原などの緑溢れる空間にいると、
とてもリラックスすることができますよね。

緊張感や眼精疲労を和らげるなど
本来的な人の健康を取り戻す効果が
緑という色にはふんだんに入っています。

健康や平和など、
癒しをイメージさせるのが緑色ですから

部屋のカラーリングを緑色にすることで
深い安心感とリラックス感を得られそうです。

安らぎに満ちた豊かな気持ちを
私たちにそっと思い出させてくれる・・。

そんな『緑色』は『愛の象徴』
と呼べる色なのかもしれません。

青色の持つ効果

どこまでも青い空を見ていると
それまで自分が囚われていた悩みなんて
とてもちっぽけだというふうに感じ、
なんだかスッキリとした気分になりませんか？

青は気持ちを静めて
心を落ち着かせる色として有名ですが、
確かに『クールな人』というと、
そのイメージカラーは青色って気がします。

また、私たちの生きるこの地球上では
あまり青色の食べ物ってないですよね？

だから、本来ある人間の本能も手伝い、
青には食欲を減退させる作用もあります。

ですので、ダイエット中の方は
青い食器など使うといいかも知れません。

気持ちを落ち着かせて集中力を高める
『青色』は『理性の象徴』と言えそうです。

藍色の持つ効果

チャクラ瞑想などをする際には
『藍色』は調和を意味する色として
しばしば語られることが多いのです。

また藍色は『宇宙の色』とされています。
宇宙との調和だなんて、
なんだかロマンティックで素敵ですね。

また『ジャパンブルー』と言われるように
日本では本来、藍染めの色を
青色というように呼んでいました。

どおりで藍色に溢れた風景は
私たちの生活にとてもマッチしている。
そんなふうに感じられるわけです。

そして、藍色は別名『勝色』と呼ばれ、
鎌倉時代の武士に愛用されていたそうです。

いざと言うときの頼もしい味方・・・。
調和をイメージする他に、
『藍色』は『勝利の象徴』とも呼べそうですね。

紫色の持つ効果

神秘的な印象がとても強く、
カラーチャクラの世界においては
最も上、頭の部位に属する色が紫色です。

感受性やインスピレーションを刺激して
新たな自分と出会ったような
みずみずしい気持ちになれる色ですよね。

また、紫色には身体の疲労や病気などから
回復させる作用が宿っています。

紫色の枕や布団にくるまって眠ると
翌朝、スッキリと疲れが取れて
目覚めることができますし
その効果は疑う余地がなさそうです。

高貴で神秘的な紫色が
私たちの体に、『人間の本来のチカラ』を
思い出させてくれるのかもしれません。

全てを包み込む、ゆったりとした神秘。
そしてとめどない安心感・・・。
『紫色』は『和合の象徴』なのでしょう。