「もう疲れた」「生きているだけでしんどい」「消えたい・・・」「楽になりたい」
そう考えている人がいるとしたら、あるいはあなた自身がそのように考えていたら、あなたはその心にどんな言葉をかけてあげますか?
今回の記事では、私の体験談などを交えながら精神的に疲れた心との向き合い方について、好き放題書いていきます。
「人の気持ちも分からず好き放題書きやがって」と思わせてしまったらごめんなさい。
消えたいくらい精神的に疲れた時の対処法はそもそも必要か?
「死ぬ覚悟があれば何だってできるじゃないか!」
今まさに消えたいと考えてしまっている人にとって、こんなに力を奪われてしまう言葉はないと思います。
私自身も昔うつ病を患っていた時期があって、人からこういうことを言われたことがありますが、「何だってできる」とか「生きていれば良いことがある」とか、そういうことじゃない。
消えたいくらい疲れている人って、何ができるようになったって、どんなに良いことがこの先に待っていたって、それを幸せだと感じられそうにないからこそ、絶望しているのです。
けれども、「消えたい」と思うことって、そんなにいけないことなのでしょうか?
「幸せを感じられること」は誰がどう見ても正しく輝かしいもので、「幸せを感じられないこと」は誰がどう見ても間違っていて忌むべきものなのでしょうか?
大抵の場合、人に「消えたい」と話したりすると、その人はあなたを「消えないように」導こうと行動します。そのことこそが正しいと思っているからです。
もちろん、その人は親切心からそうしてくれているのだと思うんだけど、「消えたい」気持ちが「良くないこと」と信じ込んでいるからこそ、「消えないように」あなたに接してくることがほとんどでしょう。
・・・私自身は、もちろん消えたいと思ってる人に消えて欲しくないし、今のうちからあなたに伝えたい結論を書いてしまうと、「それでもお願い。どうか生きてください」と思っています。
だけど、「疲れた」とか「消えたい」という気持ちそのものや、そんな気持ちを抱いている人を絶対悪として決めつけたくない。
ってか、相手がそう思っていることをまずは認めてあげなきゃ何も始まらない。(もっとも始める必要があるか?という話しでさえありますが。)
あなたが人から消えたいと言われたとしたらどうする?
認めてあげると言えば。
もし仮に人から、、そうですね。あなたの子供が「自分が悪い」「疲れた」「消えたい」と親であるあなたに言ってきたら、あなたはその子にどう接してあげるでしょう?
「そんなことないよ!消えるなんてダメだよ!」と反射的に反論するでしょうか?きっと違いますよね。ましてや「他の人だって頑張ってるんだ。甘えるな」なんて言わないはず。
他の人の話はどうでもいい。向き合っているのはその子本人となんですから。
「そうか。。分かるよ。」ってその子の気持ちをいったん認めてあげようとするのではないでしょうか?いや「分かるよ」とは言わないまでも少なくとも分かってあげようとすると思います。そして許してあげようとする。
それを、あなたにも、してあげて欲しいんです。
「消えたい」と思ってる自分を許してあげる。どうしても許してあげられないのなら、そんな自分を許してあげる。自分が嫌いで認められないなら、認められない自分を許してあげる。
あなたが自分の子供にそうしてあげるように、あなたがどんな気持ちを抱えていても、そんなあなたを許してあげて欲しいんですね。
「消えたい」もそうだし、「認められない」「許してあげられない」って気持ちは絶対悪ではないと私は思います。そんな気持ちを含めてのその人自身。解決しようとしなくても良いんです。
そんな気持ちを認めて許してあげようとすることが大切なんだと思う。そして許せないなら許せないでそれも良いんです。
私自身は、病気になっている間は、ずっとこの感覚と共に生きていました。
生きる価値がないと生きてちゃいけないの?
「人は誰でも生きる価値がある」的な言葉が私はあまり好きではありません。なんか、それは言い方を変えると「価値がなければ生きてはいけない」とも取れるから。
別に価値なんて、なくても良いじゃないですか。
あなたは生きる価値があるから尊いんじゃないんです。価値があるないとか関係なく尊いんです。
そもそも人に「生きる理由」なんて必要ないです。本来、人が生きる理由なんて「生まれたから」それだけです。
偉そうに生きれば良いんですよ。もし仮にあなたに本当に何の価値もないとしても、「私ほど生きる価値がある人間は他にいないぞ!」とふんぞり返って。
そして、そう思う気力も沸かないときは、「こんなに価値がなくて消えたいのに、今日まで生きてる私、すごい!」と自分を褒めてあげれば良いと思います。事実、そんなあなたはすごいです。偉いですよ。
もう一度書きます。あなたは「価値があるから」尊いんじゃないんです。あなたそのものが尊いんです。まあ、尊くなくても別に良いのですが(いい加減ややこしくなってきたな、、苦笑)。
少なくとも、こんなまとまりの無い文章にここまで付き合ってくださっている時点で、あなたは私にとって尊い人です。
まとめ
|
生きていると、消えたいくらい疲れてしまうことってあるかも知れません。
その気持ちを解決しようとするのもいいし、解決しなくてもいいです。どっちでも良いのです。そんなことは。
消えたいままで良いです。万が一、あなたに生きる価値なんてなくて良いです。だけど、どうか生きて欲しい。私はあなたに生きていて欲しい。本当に無責任ですが。
「疲れを解消しようかな」と気が向いたときにでも、天国言葉の実践をしたり瞑想の週間を取り入れたり、ぬるま湯にゆっくり長風呂すれば良い。
そうやって、気楽に生きていくことで、あなたの気持ちが少しでも楽になれることを画面越しにですがお祈りしています。
関連記事↓
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。