「平成の歌姫は?」と訊かれて宇多田ヒカルや安室奈美恵と同じかそれ以上に浜崎あゆみの名前を挙げる人は少なくないと思います。
そんな浜崎あゆみの全盛期はいつだったのでしょうか?また、常に話題の中心として女子のカリスマであったAYUの人気の理由とは何だったのでしょうか??
今回の記事では、そんなAYUについてつらつら書いていきたいと思います。
浜崎あゆみの全盛期っていつ?
浜崎あゆみの全盛期は、一般的に、歌手デビュー後初のアルバムとなった「A Song for ××」発売直後からの3年間だと言われています。
「A Song for ××」がリリースされたのが1999年の1月1日ですから、1999年から2001年までが浜崎あゆみの全盛期だという見方をする人が多いようです。
(まあCD売り上げ自体は、2010年まで殆どオリコン1位ですし2001年以降も充分凄いんですが!)
「A Song for ××」はデビューアルバムにして、オリコンチャート1位を掻っ攫い、さらに約150万枚の売り上げを叩き出した衝撃タイトルですね。
以降、「LOVE 〜Destiny〜 / LOVE 〜since1999〜」、「TO BE」、「Boys & Girls」、「A」・・・
あゆが新曲をリリースするたびにオリコン1位は確実で、名実共に浜崎あゆみは「日本の歌姫」として階段を駆け上がっていくことになります。
ベストアルバムとか知らない曲がないレベル・・・。
全盛期の浜崎あゆみってどれくらい凄かったの?
(画像引用元:http://girlsvip-matome.com/)
女子中高生を中心に幅広い世代から、圧倒的過ぎる市民権を得ていた浜崎あゆみ。
彼女の全盛期がどれくらい凄かったのか?というと・・・
・四大ドーム公演開催を公表するとマスコミが「浜崎あゆみには四大ドーム全てを満席にするだけの実力がある」とマスコミが報じる
(言い換えると、四大ドーム全てを満席に出来るのは浜崎あゆみだけ)
・女性が買う雑誌(POP Teen etc.)全ての表紙を飾る
・A BESTが累計500万枚のマンモスセールス(2001年年間2位、同年発売のベスト盤としては1位の売上げ)
・KOSEのCMに出演した際、発売前のCMにも関わらず予約だけで目標売上数を達成
・シングル25作連続初登場1位
・金髪ショート、ヒョウ柄、迷彩柄など、あゆがファッションを変えるたびにそれが流行
・・・いやはや。どれもこれも伝説的です。
浜崎あゆみの最盛期が凄かった理由は?
歌手やアーティストを「カリスマ」と形容するようになったのは、思えば浜崎あゆみが最初だったような気がします。
それまで「カリスマ」って言葉は美容師くらいにしか使われてなかったのですが、その存在感から浜崎あゆみが「女子中高生のカリスマ」と呼ばれるようになるまで時間はかかりませんでした。
それでは、なぜ、浜崎あゆみは多くの女性から圧倒的な支持を持つことになったのでしょうか?
ファッション、メイク、歌唱力・・・
彼女にまつわる全ての要素が有機的に重なり合うことで、他社の追随を許さないカリスマ性が確立されたことは言うまでも有りませんが、
浜崎あゆみが最も人気を博した要因こそが、「表現力」と「世界観」だと私は考察しています。
浜崎あゆみのダークで重たい歌詞に共感!!
1999年から2001年といえば、全体的に陰鬱な雰囲気を伴う時代でした。
一家に一台パソコンが当たり前になり、携帯電話が普及し、それまでより以上にテクノロジーの進化が目覚しかった時代。
そして、早過ぎる世の中の流れに、人々が、特に若者たちが戸惑いを覚え始めた時代でもあります。
携帯、PCの普及に代表とされるITの進化に追いつけない人の心。漠然とした不安とコミュニケーション不全。誰もが抱える心の闇。
そんな人々の心に、浜崎あゆみの暗く閉塞的な、それでもどこか希望を感じさせてくれるような独特な歌詞と歌が突き刺さったんですね。
正直で等身大。それゆえに痛く暗く、重い。それが彼女が表現する世界観の真骨頂です。
当時の多くの人が抱える心の闇の正体を明らかにし、踏み込み、光を灯した存在が浜崎あゆみだったんです。
アーティスト浜崎あゆみは、当時の10代女子にとっての「代弁者」そのものだったんですね。
そういえば、10代の代弁者といえば尾崎豊が有名ですが、最近になって彼にも「カリスマ」という言葉が使われることが増えてきました。
浜崎あゆみと尾崎豊。「表現」「世界観」という点においてどこか似ている気がしなくもありませんね。・・・と、これは余談ですが笑
まとめ
全盛期の浜崎あゆみは、凄すぎました。
あゆが髪型を変えるたびに、その髪型が流行し、彼女がヒョウ柄を纏えばヒョウ柄が流行し、
あゆが何かアクションを起こせばメディアがそれを報道する。とんでもない影響力を持っていたんですね。
・・・が、今は劣化して絞りカス状態か?というと当然そんなことはありません。
時代が変わり、全盛期と言われる時期を経て、しかし今もなお一大アーティストとして、活躍し続ける浜崎あゆみ。
彼女の今後の活動も楽しみです♪
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