アニメ版ゴジラ続編の感想と簡易ネタバレ。またもや評価が二極化!?

「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を観てきたので、早速感想を書こうと思います。
(※結構ネタバレしているので、読みたくない方はそっ閉じお願いします><

前回もそうだったけど、「おもしろい派」「つまらない派」にバッサリ評価が二極化するのも分かるな・・・

 

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アニゴジ続編。「つまらない」と評価する人の気持ちも分かる

先日、何かと話題の問題作「GODZILLA 怪獣惑星」続編である、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」が公開されました。

私も公開初日に観に行ったのですが、前作に引き続き、今作も賛否両論なようですね。人によって、「おもしろい」「つまらない」とバッサリ評価が分かれる印象。

 

私は、賛同派ですし、おもしろいと思ったし、今から続きが楽しみで仕方ない感じなのですが、

でも「つまらない」「星1つ」な、否定派の人の意見も分かります。

とくに「ゴジラ」という怪獣映画を愛している人であればあるほどコレジャナイ感に打ちひしがれそうですしね。

 

決戦機動増殖都市の簡易バレ

※以下、がっつりネタバレですのでご注意ください・・・

(画像引用元:https://natalie.mu/comic/news/

・体長300メートルあるゴジラアースに全滅させられたと思いきや、生存メンバーが結構いた。
 
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フツア(人類の子孫?)達に救われた模様。

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・フツア「フツアの神もゴジラに破れ、今は卵を残すのみ。挑むもの、抗うもの、すべて炎に呑まれて消える

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・ハルオ「でもゴジラ絶対◯す!諦めないもんね!」

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・ビルサルド(仲間の異星人のドワーフっぽい方)達が「自律思考金属体=ナノメタル」を発見。「これがあれば勝てる!」

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・2万年前にメカゴジラの素材として使ってたナノメタル。自発的に勝手に増殖するので、2万年後の地球ではめちゃくちゃ増えてた。

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・ナノメタルを完全な要塞都市にカスタマイズして、そこにゴジラをおびき寄せて殲滅する作戦を計画。

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「ナノメタルってその気になれば人間の身体とか取り込んじゃうし危なくね?」ということでハルオ達とビルサルドでモメる

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・ゴジラアース来ちゃった。モメてる場合じゃない。とりあえず戦うしかない!

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・ナノメタルで加工した戦闘機の「ヴァルチャー」に乗ってゴジラをおびき寄せる担当は、主人公のハルオ、ヒロインのユウコ、ビルサルドの人(名前忘れた)の3名

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・ゴジラアースがまんまと作戦にハマる。結構いい勝負する。でもハルオが「やったか!?」「これで最後だー!」とか超アレな発言を連呼

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・案の定、やってもいないし最後でもなかったゴジラアースの反撃。でもゴジラ弱ってるしもう少しで倒せる!

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・ビルサルド側が、ヴァルチャーごとゴジラに突っ込んでとどめを刺す特攻作戦を提案。武装として、ヴァルチャーパイロットがナノメタルに吸収され始める

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ユウコ「聞いてないよ!嫌だー!痛い痛い痛い痛い!!!」絶叫するヒロイン。ハルオはフツアの治療を受けた影響からか、ナノメタル化の進行が遅い

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・特攻すればゴジラを倒せるかも知れない。でも自分もユウコも確実に助からない。ゴジラ絶対◯すマンだったハルオがブレる

 

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・ブレてるハルオにメトフィエス(エクシフ(異星人のエルフっぽい方の仲間の一人))からのメッセージ。

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・メトフィエス「ナノメタル化を止めるには、仲間もろとも、増殖都市の施設をぶっ壊すしかないよ

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・ハルオ、仲間だったビルサルド達もろとも基地を爆破

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・そうこうしてるうちにゴジラ完全復活。火炎放射を喰らい決戦機動増殖都市は壊滅

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・その後、結局ユウコは助からず、ハルオの腕の中で殉職(たぶん)

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・仲間割れして計画台無しにするわ、ゴジラにとどめ刺せないわ、挙句ヒロイン助けられないわでハルオ精神崩壊で第二章BAD END

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・エンドロール

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回想シーンにて、メトフィエスとハルオの会話。メトフィエスが、こっそりハルオに耳打ち

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・メトフィエス「ゴジラより強い怪獣いるよ」「あれに比べたらゴジラとか話しになんないよ。あいつまじやばい」

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・メトフィエス「その名は・・・ギドラ!」

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・fin

 

メカゴジラ・・・出ないやんけ!!

今回のアニゴジで、目玉的な見どころだとされていた「メカゴジラ」は一切出ません!!

一切出ないというか、正しくは「ゴジラ 対 2万年前にメカゴジラを作っていた場所」でした。

 

メカゴジラを作るために利用していた素材、「ナノメタル」は、2万年の間、自発的な増殖を繰り返していて、要塞へと変化。

「その要塞にゴジラをおびき寄せて、迎撃戦にて殲滅しよう」というのが今作の作戦です。

 

予告編はミスリーディングを狙って制作されたのでしょう。予告編ではメカゴジラの登場をプンプンと匂わせていたこともありますし、

私も正直、ポスターにその姿が描かれている以上、メカゴジラが出てくると思ってました。

ゴジラアースとメカゴジラのバッチバチのプロレスを観たかった鑑賞者にとっては、ここが最大のズッコケポイントだったかも。。。

 

「要塞(=元メカゴジラ)VSゴジラ」という構図は一瞬「あれ〜?」とは思いました。面白かったので結果オーライですが、良くも悪くも裏切られた感じ。

 

虚淵玄が描くゴジラ!

ただし、戦闘シーンは圧巻の一言でした。

音と映像の迫力に関してなら、ここ数年のアニメ作品の中で一番かも知れません。

迫り来る絶望の化身とそれを迎え撃つ兵器のギリギリの戦いは、思わず呼吸を忘れて見入ってしまうほどの緊張感に溢れています。

 

虚淵玄監督ノリノリで脚本を書いていた様子が伺えます。爆風と爆音。そして咆哮。銃器が火を吹きまくりです。

私は個人的に、「ゴジラのアニメ版」というよりも「虚淵玄が描くモンスターとの戦い」を楽しみにしていたので、その点ゾクゾクが止まりませんでした。

まあ・・・「それならゴジラじゃなくても良くない?」と言われればそれまでなのですが汗

 

俺のかわいいユウコ・タニが死亡・・・

また、虚淵玄作品の特徴のひとつ、「主要登場人物をあっさり退場させる」ですが、それが今回も適用された模様です。

今回、そんなうろぶちっくな展開の対象にされた一人、ユウコ・タニ

 

正確に彼女が事切れたことを確定させる描写はありませんでしたが、

虚淵さんのことですから、このままナノメタル化の解除が間に合わず退場になった可能性は特大です。

まるで書き損じを修正液で消すように、あっさりヒロインを死亡退場させる虚淵氏。容赦ない!

ユウコかわいかったのになあ・・・。花澤香菜さんの声もすごくハマってました。南無。

 

まとめ

折に触れて賛否両論の渦中へと投げ込まれがちなアニゴジ。

これだけ物議を醸す素材になり得るのですから、名作だと思います。ガチの駄作なら話題にもならないですからね。

 

虚淵玄の真骨頂とも言える演出や表現が、各シーンに惜しみなくねじ込まれる本作。

ついに次回で最終章となるわけですが、最後の最後まで本当に展開が読めません。(どのみち、ただのハッピーエンドじゃないだろうなって気はしますが・・・)

メカゴジラはアレでしたが、ギドラがちゃんと出ると嬉しいな。あと卵は残ってますし、モスラも出てくれたらもっと嬉しいです。

 

最終章っていつだっけ?11月か・・・長い。。。

何はともあれ、アニメ版ゴジラのクライマックスがどうなってしまうのか?今から楽しみで仕方ないですね!

 

 

 

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