寒暖差疲労という言葉を、最近では特に耳にするようになりました。頭痛や吐き気、嘔吐下痢などの様々な症状、、本当に何とかしたいですよね。
今回の記事では、寒暖差疲労の根本的な原因を追求した上で、体調不良の対策と治し方について書いていきます。
今話題の秋バテや春バテにも効果が大きいと思いますから、是非ご参考になってみてください♪
寒暖差疲労による体調不良の頭痛や吐き気の原因
季節の変わり目になると、頭痛や吐き気、めまいや場合によっては下痢など、、症状は様々ですが体調不良を訴える人が増えます。
事実、以前まだは私自身も、特に夏や冬のような気温がハッキリとするような時期には決まって体調をおかしくしていました。汗
今は私自身、寒暖差疲労とも季節の変わり目の体調不良とも縁がない状態にすることができています。
そんな寒暖差疲労による体調不良の対策と症状の治し方については後ほど解説させて頂きますが、まずは、寒暖差疲労の原因を突き止めていきましょう。
寒暖差疲労の原因は、詠んで字の如くですが1日のうちの寒暖差が激しいことによって起こります。
夏の季節にエアコンでキンキンに冷えた部屋から照りつけるような暑さの外へ出る。これを繰り返すことで身体がだるくなったり体調を崩してしまった経験のあるかたは少なくないのでしょうか?
もちろん、これは夏に限ったことばかりではありません。冬には暖房が効いた室内から外出することで外気の冷え込みに身体が順応し切れずに体調不良を起こす可能性は大きいです。
また、秋や春も気温の変化が激しいですよね?日中は薄手の服を1枚着ておけば良いくらい暖かかったのに、夜になるとコートが欲しいほど寒くなっていたり・・・。
日本で生活する以上は、寒暖差疲労のリスクは365日どの四季にも潜んでいるということです。とくに冒頭に書いたような季節の変わり目は気候が目まぐるしく変わるので要注意と言うことが出来るでしょう。
寒暖差疲労の根本的な原因は自律神経の乱れだった!
それでは、なぜ気温の変化が欲しいと、人は寒暖差疲労に陥りやすくなってしまうのでしょうか?
寒暖差疲労の根本的な原因は、”自律神経の乱れ”にあります。
自律神経には、身体をリラックスさせる副交感神経と、身体に緊張感を作り活発に活動させる交感神経があることが知られています。この2つの神経がバランスを取りつつ働いてくれることで、一定の体調を保ってくれているのです。
ところが気温や気圧などの変化が激しいと、交感神経の方が過分に活動してしまいます。急激な変化に耐えて体調を一定に保とうとすることにエネルギーを消耗し、結果的にはそのことが原因で却って体調をおかしくしてしまうんですね。
秋の寒暖差疲労である通称秋バテの症状とは?
先ほど、寒暖差疲労は夏以外にも起こるといったことを書きました。夏と同じくエアコンを頻用しがちな冬はもちろん、春にも秋にも同じような症状が起きることが確認されていて、最近では春バテや秋バテなどとも呼ばれています。
特に最近話題になっているのは秋バテです。身体がだるい感じがしたり、頭がボーッとして思考力が低下したり、食欲がなくなったり、下痢や便秘を起こしてしまったり、、、
やはり症状は様々ですが、夏バテと比べて自律神経の乱れに大きな要因があるという特徴があります。秋にうつにかかりやすい人が多いのもこのためです。
つまり、秋から冬、そして春にかけての「寒さ」に起因する寒暖差疲労は特に、乱れた自律神経を整えることが重要になってくるのです。
寒暖差疲労による体調不良の対策と症状の治し方!
寒暖差疲労による体調不良の対策や症状を緩和させるにはどうすれば良いのでしょうか?
秋から春までのシーズンは、自律神経を整えることが特に重要だと先ほど書きましたね?ですから自律神経を整えることで寒暖差疲労を予防したり症状を軽減できるのです。
自律神経の失調は、交感神経が過分働いてしまっているということも先ほど書きました。そして、この暴走した交感神経を鎮めるのが副交感神経の役割です。
リラックス効果を促す瞑想
副交感神経を優位にするためにはリラックスすることが大事なのですが、個人的におすすめしたいのが瞑想です。
瞑想と聞くと「なんか怪しい!」「宗教っぽい!」「難しそう・・・」と身構えてしまう方もたまにいらっしゃいますが、信仰心があってもなくてもいいし念仏を唱えたり難しいことをする必要もありません。
”椅子に座るか寝転がった状態で、目を閉じて呼吸の回数を数える”これだけでも瞑想の効果があります。心も身体もリラックスし副交感神経を優位にすることができます。
この呼吸の回数を数える瞑想法は数息観と呼ばれ、世界で一番カンタンな瞑想として注目を集めています。
詳しくは別の記事にも書いていますので、よろしければそちらもご参考にされてみてください。
また、身体をリラックスさせる意味で、リラックスできる香りのお香を焚いたり、波の音や川のせせらぎ、小鳥の鳴き声などの環境音源CDをステレオから流しながら瞑想をすることも効果的です。
リラックス効果が高まれば高まるほど、寒暖差疲労の症状を緩和、撃退しやすくなる。このことは覚えておいて損はないと思います。
身体を内側から温めること
そしてリラックスすることともう一つ、自律神経を整えるのに効果的な方法があります。
それが、身体を内側から温めることです。
ぬるめのお風呂に長時間浸かることで身体を内側から温め、副交感神経を活発にすることができます(反対に、熱いお湯に浸かると交感神経が活性化してしまうのでお気をつけください・・・)。
あるいは、以前このブログでも紹介した、はちみつ生姜紅茶を常飲することも非常に効果が高いです。
はちみつ生姜紅茶には身体を温め身体をリラックスさせてくれる作用がありますから、この作用を上手に活用することで寒暖差疲労の予防や症状緩和に役立てることができます。
はちみつ生姜紅茶についても、以前このブログの記事にまとめたことがありますので、そちらをご参考頂いてもよろしいかと思います。
寒暖差疲労の原因と対策についてまとめ
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季節の変わり目やエアコンの酷使による寒暖差で、人の身体は疲労してしまいやすいです。
けれども、寒暖差疲労の症状を予防したり改善することもできるのが人間です。
・リラックスできる環境を整えること
・身体を内側から温めること
この2つのキーワードを武器に、あなたの大切な心と身体を寒暖差から守ってあげてくださいね♪
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