Fate/Zeroのライダー陣営が名言多いし宝具かっこいいしズルい

Fate/Zero(フェイトゼロ)にライダーとして登場したイスカンダルと、彼のマスターのウェイバーくんがいちいち名言多いし、宝具の王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)も格好いいし、

BGMも格好いいし、孤高の慢心王ギルガメッシュさえ2人とも絶賛してるし、はいてないし、そもそも人気高いし・・・。

ゼロライダーってここまでくると、もうズルいよねという記事です。笑

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ゼロライダーの宝具が格好良すぎて鼻血が出そうです

重たくダークな展開でお馴染みの虚淵玄さんがペンを取ったFateシリーズのスピンオフ作品「Fate/Zero(フェイトゼロ)」

重苦しい世界観の中で、私を笑わせ和ませ、そして良い意味で涙させてくれた唯一と言っていいほどの存在がライダー陣営でした。

 

ただのムードメーカーだけに留まらず、イスカンダルの強さも圧倒的。

特に聖杯問答の回で対アサシンとして初お披露目だった、固有結界を発動させる宝具、王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)を初めて観たときは何度もそこのシーンだけリピートして観てしまうくらい圧巻でした。

 

王の軍勢は、かつてイスカンダルに仕えた軍隊をサーヴァントとして連続召喚する固有結界。

イスカンダルが生前、共に笑い汗を流し、そして共に戦った部下たちが一同に集結する場面は

生前のアレキサンダー大王(=イスカンダル)という人物がどれだけの人間性を備え民草から慕われていたか?を物語るに十分だったと思います。

愛馬のブケファラスも現界し次第、嬉しそうにライダーの元へ向かっていきましたもんね。

 

王の軍勢を目の当たりにしたのち、セイバーは自分の王としての在り方について深く悩み、またアーチャーは改めてライダーを(雑種ではなく)自らが倒すべき好敵手として認めたんですね。

2人の王の心の中に強く印象を残した宝具。あのシーンは本当に何度見ても鳥肌モノです。

まあゲームだと正直扱いづらいというか、、まあ弱いんですが笑、少なくとも「Fate/Zero」という舞台の中で、イスカンダルの強さと存在感は圧倒的だったのです。

イスカンダルとウェイバーのセリフが名言多すぎて困る

そして、強さだけではなく、ライダーとウェイバーの掛け合いがいちいち良いです。セリフを1つ語るごとに名言が増えていく感じ。

数々の名言の中でも、個人的に特に印象的だったイスカンダルとウェイバーの名言をここで挙げておこうと思います。

ゼロライダー、イスカンダルの名言

「闇に紛れて逃げ去るのなら匹夫の夜盗。凱歌とともに立ち去るならば、それは征服王の略奪だ!」

図書館に侵入して本や文献を略奪(?)したときのイスカンダルの迷言。ウェイバーの焦り具合と、このセリフが持つ謎の説得力がジワジワきました笑

 

「無欲な王など飾り物にも劣るわい!」

セイバーから自らの強欲さについて指摘された際の返答。王は誰よりも強欲であるからこそ憧れられ「自分もこうありたい」と臣下を奮起させられるということです。

確かに、アレキサンダー大王という人物は、誰よりも強く、誰よりも欲深く、誰よりも自分に正直に生きていました。その”人間を貫く”姿に部下たちは心底魅せられたのでしょう。だからこそ王の軍勢という破格の宝具が成立するのです。

 

「ない。余の決断、余に付き従った臣下たちの生き様の果てに辿り着いた結末であるならば、その滅びは必定だ。痛みもしよう。涙も流そう。だが、決して悔やみはしない。

ましてそれを覆すなど!そんな愚行は、余と共に時代を築いたすべての人間に対する侮辱である!」

「生前の王としての生き方に何の悔いもなかったのか?」と問いかけるセイバーに対してイスカンダルが返した言葉。

このセリフ、個人的にライダーが残した名言の中で1番好きです。

 

イスカンダル亡き後、彼が征服した帝国は3つに引き裂かれてしまうのでした。

その結末を悲しいことだと認めた上で、自身がそれを悔やむことは決してしないと語る征服王の姿は、王として、人としての彼の全てをあらわしていたのではないでしょうか?

いやー、、しかし聖杯問答のときの彼は名言しか言っていないような気がしますね!

 

「肉体は滅び、その魂は英霊として『世界』に召し上げられて、それでもなお余に忠義する伝説の勇者たち。時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友たち。彼らの絆こそ我が至宝!!我が王道!!

イスカンダルたる余が誇る最強宝具ー”王の軍勢(アイオニオンヘタイロイ)”なり!!」

ご存知、第11話の聖杯問答にて初めて彼が王の軍勢を発動させたときのセリフ。この前のセイバーとの「王としての在り方」についての問答の後でしたから、余計にこの名言は輝いて感じられました。

 

「王とはッ――誰よりも鮮烈に生き、諸人を見せる姿を指す言葉!すべての勇者の羨望を束ね、その道標として立つ者こそが、王。故に――!王は孤高にあらず。その偉志は、すべての臣民の志の総算たるが故に!」

この後の臣下たちの「然り!然り!然り!」含めて好きです。これも王の軍勢を発動後のセリフですね。

「王は孤独でなければならない」と考えていたセイバーと真っ向から対立する言葉。それだけにこの名言と続く賛同の嵐はセイバーの心に深く突き刺さってしまったのでしょう。

 

「貴様は四の五の言いつつも、結局は己の小ささをわかっとる。それを知った上で尚、分をわきまえぬ高みをめざそうとあがいておるのだからな。」

自らをマスターとして、そして人間として未熟であることを卑下し、嘆いているウェイバーに対してライダーが優しく語りかけた言葉。

凹んでるときにこんなこと言われたら、そりゃあ最終決戦前に「臣下に加えて欲しい」なんて言ってしまうわ!

 

「生きろウェイバー。すべてを見届け、そして生き永らえて語るのだ。貴様の王の在り方を。このイスカンダルの疾走を」

「彼方にこそ栄えあり。届かぬからこそ挑むのだ。覇道を謳い、覇道を示す。この背中を見守る臣下のために」

この2つのセリフも大好きな名言です。アーチャーに王の軍勢を破られて為す術がなくなってしまってもなお、自身の在り方を示すために敵わぬ敵へと立ち向かっていく王の姿。

最終決戦にてウェイバーが彼を王として認めたことは必然だったと思います。だって格好良すぎだもの。。。

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「ああ、そうか…。この胸の高鳴りこそが、オケアノスの潮騒だったのだ。」

アーチャーに破れ死亡してしまう直前の、ゼロライダー最後のセリフ。大地の果の果てにあるオケアノスを目指して旅を続けていた生前のイスカンダル。けれどもオケアノスは自身の内にあったことを知り、満足しながら消滅していきます。

涙なしには語れない名台詞&名シーンとして心に刻まれた視聴者も多かったのではないでしょうか?

 

ウェイバー・ベルベットの名言

そして、ゼロライダーのマスターであるウェイバーも名言や迷言wが多いです。

「行きます!連れて行け馬鹿!」

セイバーとランサーの白兵戦を高所から観察するイスカンダルと強引に連れてこられたウェイバー。血が踊りったイスカンダルが彼らの元へ向かう前にウェイバーが吐き捨てた迷言です。

高所恐怖症で頼りない性格だったウェイバーが、この第四次聖杯戦争を通してあんなにも成長するなんてこのときは思いませんでした。笑

 

「何を・・・考えてやがりますかこの馬っ鹿はあああ!!」

セイバーとランサーを前に、わざわざ自分の真名を明かしてしまったライダーに対するウェイバーの絶叫ツッコミ。

確かに聖杯戦争において真名を明かしてしまうのはデメリットだらけです。ウェイバーくんの気持ちももっとも・・・。

 

「我がサーヴァントよ、ウェイバー・ベルベットが令呪をもって命ずる。ライダーよ、必ずや、最後までオマエが勝ち抜け。重ねて令呪をもって命ずる。――ライダーよ、必ずやオマエが聖杯を掴め。

さらに重ねて、令呪で命ずる。ライダーよ、必ずや世界を掴め。失敗なんて許さない」

ギルガメッシュとの最終決戦を前に、ウェイバーはライダーに対して3回連続で令呪を発動させます。このお陰でライダーには十二分の魔力が供給されたんですね。

このときのキリッとしたウェイバーの表情は非常に印象的。かつてヘタレキャラだった彼はもうそこにはいませんでした。

 

「あなたこそ・・・あなたこそ、ボクの王だ。あなたに仕える。あなたに尽くす。どうかボクを導いてほしい。同じ夢を見させてほしい」

ギルガメッシュとの一騎打ちの前にウェイバーがライダーに対して語った名言。マスターと英霊という主従関係がある意味逆転した瞬間とも言えるでしょう。

そして王は臣下に対して優しい微笑みを向けながら「生きろ」と言うのでした。・・・アカン。思い出すだけで目から水が・・・。

 

「オマエに挑めば、ボクは死ぬ」
「それはできない。ボクは『生きろ』と命じられた。」

イスカンダルが破られ、迫り来るギルガメッシュに対して毅然として放ったウェイバーのセリフ。これも非常に印象的でした。かつての彼なら慌てふためき逃げ出してしまっていたかも知れません。

フェイトゼロは1人のか弱い青年が立派な男性に成長するまでの物語も描いていたんですね。

その毅然としたウェイバーの態度を見て、ギル様も「忠道大義である」と言い残し踵を返すのでした。

Fate/Zeroにおいてのライダーとアーチャーの関係

Fate/Zeroの中でも、やはりギルガメッシュの姿はひときわ際立ちます。

Fateシリーズのラスボス敵存在であり、サーヴァントの中でも圧倒的な強さを誇る傍若無人な英雄王。そのギルガメッシュが認めた数少ない存在が、イスカンダルとウェイバーだったんですね。

 

・・・というか、Fate/stay nightを含め全シリーズの中で、ギル様が歪んだ性根からではなく真っ直ぐに尊いと思ったのってゼロライダーとウェイバーだけだったのではないか?とさえ思います。

セイバーに対しても言峰綺礼に対しても、なんか「コイツ嫁にしたい」とか「コイツ面白い」とか、真っ直ぐに認めた感じではないと思うんですね。なんか邪悪じゃないですか。上手く言えないですけど。

士郎に対しては「認めよう」とこそ言ってましたが、やはり存在を尊く感じた上での「認める」とは違っていたような感じですし。

 

イスカンダルに対しては

「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王。時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない」

と、相手を雑種ではなく王の1人と認め最大限の賛辞を贈りました。相対する人物を「そなた」と呼んだのってイスカンダルのときだけなんですよね。

ギルガメッシュのキャラのブレ具合があまり気にならないくらい、このシーンが好きです。

 

そして、ライダーのマスターであるウェイバーの「生きろと命じられた」を受けて返した言葉が

「忠道、大儀である。努(ゆめ)その在り方を損なうな」

これもウェイバーをひとかどの存在として認め称賛しています。

まあウェイバーが令呪を使い切っていなかったら展開は変わっていたのかも知れませんが、それにしてもあの傍若無人な英雄王がこんな言葉をかけるなんて、、ウェイバー・・・成長したなぁ・・・。

Fate/Zeroのライダー陣営についてまとめ

ただのスピンオフ作品という枠組みに留まることなく、圧倒的な人気を誇る「Fate/Zero」。

・・・の中でも圧倒的な人気を誇るサーヴァント、イスカンダルとウェイバー。彼らの掛け合いに笑い、涙し、そして勇気づけられたファンも多いと思います。

なんか、書いている内にまたFate/Zeroが観たくなってきました。明日も仕事あるけど、とりあえず11話と23話だけでも今から観ちゃおうかな・・・。

 

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