亜鉛で免疫機能を高める!風邪や感染症の予防から疲労回復まで効果あり

亜鉛といえば、味覚を正常に保ったり滋養強壮、精力増強など、様々な身体の状態に効果が認められているミネラルです。

そして、免疫力を向上させて風邪や感染症の予防にも大きな役割を亜鉛は果たしてくれます。

今回の記事では、亜鉛という栄養素の持つ様々な効果効能についてや、「過剰摂取はNG!」な注意点まで語っていきたいと思います。

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亜鉛が多く含まれる食べ物ってどんなものがあるの?

亜鉛は、私たちが健やかな生活を送る上で不可欠なミネラルの1つです。

亜鉛を多く含む食品と聞いて思い浮かぶのは、牡蠣やチーズ、卵黄に納豆にアーモンド、そして牛肉ではないでしょうか。どれも「亜鉛といえば?」な頼もしい食材です。

けれども実は、亜鉛は白米やパンをはじめ、いろいろな食品に含まれている栄養素なのです。ですから一般的な食事を摂っていれば自然と必要な量の亜鉛を体内に取り込むことが可能なんですね。

 

ところが、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜、カップラーメンなど栄養素が偏りがちな食生活が続くと、亜鉛不足になってしまうおそれもあります。

亜鉛不足になると免疫力の低下、貧血や食欲不振をはじめ、皮膚炎、生殖機能の低下、慢性の下痢、脱毛、、低アルブミン血症、神経感覚障害、認知機能障害などの様々な悪影響を受けることになってしまいます。

なるべく偏りのない、バランスのとれた食事を食べることを心がけたいですね。

亜鉛で免疫機能を高めて風邪や感染症の予防を!疲労回復にも効果あり

亜鉛は微量栄養成分として大切な栄養素です。その効果は多岐にわたり、免疫力の向上による風邪や感染症の予防から疲労回復精力増強味覚障害を防いだり、果ては抜け毛や薄毛の予防にもつながります。

端的には、先に挙げた亜鉛不足が引き起こすようなトラブルを全て解消してくれるような効果効能が期待できるのですね。

 

特にありがたいのは免疫機能を高めて、また疲労回復の手助けをしてくれることではないでしょうか。

寒くて乾燥する時期は、免疫力が低下し、菌やウイルスに抵抗しきれず風邪や感染症にかかってしまう危険性があります。

また、疲労が蓄積している状態も身体が弱っているので免疫機能を低下させる原因になってしまいます。

亜鉛の免疫機能向上と疲労の回復は、私たちが健康的な生活をする上で、非常に大切な要素ですから適量を積極的に摂取していきたいですね。

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風邪や感染症になりにくくなるためには、優れたビタミンやミネラルを身体の中に取り入れるのと同時に、自律神経を整えることも大事です。

しっかりした栄養を摂りながら、副交感神経を優位にしてくれる食材も一緒に食べて、さらなる免疫力の向上を目指しましょう。

私は、とくに冬の時期は毎日亜鉛が多く含まれるアーモンドと自律神経に効果的なはちみつ生姜紅茶を併せて摂るようにしています。

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亜鉛の摂りすぎは毒になるので注意!

亜鉛は「微量栄養成分」とされていることからも分かるとおり、少量で十分に効果があるんです。

1日あたりの摂取の推奨量は男性で10mg、女性で8mgとされています(70代以上の年齢の方は、それぞれ1mgずつ減らすのが適量となります)。

 

ただし、適量(少量)で抜群の効果を発揮してくれる反面、亜鉛を過剰に摂取してしまうと急性亜鉛中毒として、胃障害やめまい、吐き気などの症状を引き起こしかねません。

また、継続的に亜鉛の摂取量が推奨量を極端越え続けることで、銅や鉄の吸収阻害による銅欠乏や鉄欠乏が問題となり、それに伴う貧血、免疫障害、神経症状、下痢、HDLコレステロールの低下などが起こるおそれがあります。

 

もともと亜鉛は毒性が極めて低いとされていますし、極端な食生活をしていない限りは亜鉛の過剰症が問題となることはあまりありません。

しかし、サプリメントなど健康食品で亜鉛を別途摂取する場合は、1日でのトータルの摂取量に気を使う必要が出てきます。

私たちが健康的な生活をおくる上で大変頼もしい栄養素である亜鉛ですが、摂取量に気をつけて正しく向き合っていきたいですね。

亜鉛の免疫力向上などの効果効能についてまとめ

 

 

私たちの身近な食べ物の多くに含まれ、また様々な効果効能を発揮してくれる亜鉛。

基本的には、一般的な家庭料理を偏ることなく食べていれば自然に摂取することができますが、コンビニ弁当やカップラーメンなど栄養素に偏りが多い食品を食べ続けると亜鉛不足になる危険性があります。

1人暮らしの方などで、忙しくてなかなか献立を作れず簡単なインスタント食品で済ます日が続くようでしたら、サプリメントで代用するのも良いでしょう。

1日あたりの摂取の推奨量をしっかり守った上で亜鉛と正しく向き合い、健康維持を心がけましょう。

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