笑う門には福来るは嘘じゃない!ストレス改善やがん予防など健康に効果

日本には「笑う門には福来る」ということわざがありますが、このことわざが如何に正しいか?が様々な科学的な実験の結果、明らかにされています。

ストレスの改善はもちろん、長寿、がんの予防、感染症の寛解、糖尿病やリウマチにまで、、、

笑うことで得られる健康的なメリットは数え切れないほどあるのです。

 

今回の記事では、「笑う門には福来る」の効果を立証する、たくさんの実験や研究の成果についてや、

笑うことができない気持ちのときでも、笑ってる人の演技をするだけでも十分効果的!といったことについてまで書いていきたいと思います。

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笑う門には福来るは嘘じゃない!笑う健康になる効果がある

ストレスを抱えている人は、それだけで健康リスクが高まる。これは、医療の分野であまねく知れ渡ったセオリーです。

ある実験では、強いトラウマやストレスがある人の脳の相関部位に、がんができることが分かったと恐ろしい結果が挙げられました。

 

このストレスに対抗できる、最大最強の対処法が「笑うこと」です。人は、笑うことで自律神経が整いストレスが改善し、健康になります。

がん予防、糖尿病の改善、リウマチの改善、美容、胎教、長寿・・・笑うことで得られる効果的なメリットは枚挙にいとまがありません。

 

ことわざは、観察と経験そして知識の共有によって、長い時間をかけて形成されたものですが、医療がこれだけ発達する現代よりはるか昔から、「笑う門には福来る」ということわざはあります。

人間は生まれながらにして直感的に「笑うことはいいことずくめ!」ということが分かっていたのかもしれませんね。

笑うことで免疫力が高まりがんも防げる!?

あなたはNK細胞という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

NK細胞(=ナチュラルキラー細胞)は、1975年に日本の仙道富士郎氏(元・山形大学学長)や米国のロナルド・ハーバマン氏(当時、ピッツバーグがん研究所教授)の研究によって発見された細胞です。

この細胞には、がん細胞やウイルス感染細胞を自発的に攻撃してやっつけるはたらきがあることが認められ、世界中の医療界から注目が集まっています。

 

そして、このNK細胞と笑うことには強い相関関係があることが実験の結果分かりました。

大阪の人にはとても馴染み深い吉本興業の劇場、なんばグランド花月。ここで実験は行われました。

劇場に足を運んだお客さんのNK細胞の活性率をあらかじめ測定しておき、漫才やコントなどの芸を観てひとしきり笑った後に、再度お客さんのNK細胞の活性率を調べたのです。

結果は、笑う前よりも笑った後の楽しい気分になっているときの方が、NK細胞の活性率は目に見えて上昇していたということです。

 

また、関西福祉科学大学、志水彰教授たちの共同研究では別の実験も行われました。

教養を高めることが目的のお硬いテレビ番組と、ゲラゲラと笑えるお笑い番組の2つの映像を被験者に見てもらいNK細胞の活性化率について調べたのです。

この実験の結果、教養番組を見たときは活性化率が27.1%から24.8%に減少、お笑い番組を見たときは26.5%から29.4%に上昇したという成果が挙げられました。

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もちろん、眉間にシワを寄せて一生懸命考え事をする時間も、その人の人生を豊かにするために必要なことですが、毎日を楽しく愉快に笑いながら過ごすことも、決して軽視すべきではない私たちにとってとても大切なことですね。

調査の結果、笑うことが健康にいい効果をもたらす事実が次々判明!

笑うことが健康にいいことは、さまざまな調査で立証されていて、論文も数え切れないほど提出されています。

 

1995年、リウマチの専門家の吉野槙一教授は、病院の一室に寄席の舞台を設けて、そこに落語家さんを招き落語を披露してもらったということ。

落語を見て笑った慢性のリウマチ患者さんは、目に見えて痛みが軽減されたとされています。

 

また、笑うことは血糖値の変化に対しても良い影響を与えてくれます。

糖尿病は、不安や悲しみなどの強いストレス下にある状況だと悪化しやすいです。ネガティブなストレスを抱えていると、血糖値が増加してしまうためですね。

そこで、2003年に、2型糖尿病でインスリン治療を受けていない19人の患者さんに漫才を見せるという実験が行われました。

結果は言うまでもありません。笑って心がゆるゆると解けることで、ストレスが緩和され、血糖値の上昇を抑えることに成功したのです。

 

ちなみに、笑うという行為は、「お笑い番組を見て笑った」「何か面白く愉快な出来事があって笑った」などリアクションである必要はありません。

何も笑うようなことがなくても、自発的に「あはは」と笑い声を上げるだけでもリアクション時と同様の効果が期待できます。

 

自律神経を整えストレスを防いだり、NK細胞を活性化させるためには、嘘笑いでも構わないんです。

Mr.ChildrenのPADDLEという曲で、

♪良い事があってこその笑顔じゃなくて 笑顔でいりゃ良い事あると思えたら それが良い事の序章 です

という歌詞がありますが、この曲の中で歌われている内容は本当のことなんですね。

 

笑うことと健康についてのまとめ

 

笑うだけで健康になれるなら、笑った方が絶対に良いですね。

「自分は日々つらいことが沢山あるし、笑うことなんてできないよー」と思われるかもしれませんが、それは先のミスチルの歌の歌詞のとおりです。

心の中でストレスを抱えていても「笑っている人の演技」をするだけでもその効果は十分に得られます。

 

笑っている人の演技の中でも、個人的には笑いヨガがとてもおすすめなので、一度試されてみてもいいと思いますよ。

あなたがいつまでも、楽しく健やかでいられることを、心より願っています♪

 

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