流れ星に願い事を3回唱えると叶うのはなぜ?理由や起源や由来を解説

「流れ星に願い事を3回唱えると、その願い事が叶う」

あなたも子供の頃に1度は聞いたことのあるのではないでしょうか。

物心ついた頃にはすでに「流れ星=願望実現器」として私たちは認識していますが、この言い伝えは、いつから始まったのでしょう?

 

また、流れ星に夢や願いを3回唱えることで、お金のことや恋愛のことなど、本当に目標が現実化したという人は意外と多いのです。

そしてそれは、おとぎ話や迷信ではなく科学的に証明することもできます。

 

今回の記事では、流れ星に願い事を3回唱えると叶うのはなぜなのか?また、そう言い伝えられるようになった理由や起源、由来などについて書いていきたいと思います。

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流れ星に願い事を3回唱えるのはいつから始まったの?起源や由来は?

実は、流れ星に願い事を3回唱えると叶うという逸話がいつから始まったのか?の明確な答えになるような伝承や民俗に関する証拠は残されていません。

いくつかの説はあるのですが、「これだ!」というはっきりしたものはないのです。(ただし、事実としてそうすることで願い事が叶った人は多くいます。これについては後述)

これだけたくさんの人が知っている「流れ星と願い事」の逸話なのに、その起源がはっきりしないなんて不思議ですね。その分、神秘的にも感じます。

 

ただし、有力とされている説もあるにはあって、ウラル・アルタイ語族という言語をかつて使っていた民族の間で信じられていた逸話です。

ウラル・アルタイ語族はヨーロッパの一部からアジアの一部まで広範囲に浸透していて、その範囲には日本も含まれていると唱えている識者も多くいます。

(ウラル・アルタイ語族は現在はウラル語族とアルタイ諸語に分けられています。私たちの使っている日本語の原型はアルタイ諸語だという説があるんですね)

 

ウラル・アルタイ語族の逸話によると、

神様が「天の扉」を開けてこちらの世界を覗きにくると考えられていました。そして、流れ星はその際に天の扉から溢れる向こうの世界の光だと信じられていたようです。

流れ星が流れている僅かな時間は、ほんの一瞬でも神様と対面している時間なので、その間に願い事を届けることが風習となっていたということですね。

科学が発達していない時代の私たちの先祖にとって、宇宙は今以上に神秘的な空間だったはずです。流れ星に神聖なものを感じてもおかしくありません。

 

海外での流れ星に対する逸話や解釈は日本とは違う?

このように、日本では幸福の象徴としておなじみの流れ星ですが、海外では異なる解釈をされる場合も多いです。

中国の小説「三国志演義」では、諸葛亮の陣営に赤く大きな流星が3度流れ、これにより諸葛亮は自分の死を察知するという物語があります。

この話は有名で長く語り継がれており、中国では流星と人の死は強く結びつけられているという考えが一般的です。

 

また、アメリカでも日本と同じく「3回唱えると叶う」 という言い伝えが浸透しています。

けれども、恋愛や家族、仕事や人間関係など様々な願い事のパターンがある日本の場合と違って、アメリカの場合は「MONEY(お金)」と3回唱えるとお金持ちになれると伝わっているんです。

基本的に、お金についてのお願い事のみをするというのが特徴的ですね。

 

こんなふうに、日本と海外の流れ星についての違いを調べてみるのもおもしろそうです。

いずれの場合も共通しているのは、流れ星には人間よりも高次な天の国とつながっていると解釈されている点ですね。

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流れ星に願い事を言うと叶うのはなぜ?理由とは

それでは、流れ星に3回願い事を言うとその願い事が叶うというのは本当なのでしょうか?

以前、TBSラジオの「全国こども電話相談室」の中での、天文学の分野を専門とする先生の見解が大変秀逸でした。

 

「流れ星に三回願いをかければ、願いが叶うって本当ですか?」という子どもならではのストレートな質問に対して先生は「叶います!」とはっきり回答したのです。

実は、私自身もリアルタイムでこの放送を聞いていましたが、その先生は天文学の先生としてのロジックを使いながら大変わかりやすく、子供にもはっきり納得できるように解説されていました。

 

流れ星が夜空にキラリと姿を表してから消えてしまうまでの時間は1秒前後なのだそうです。

1秒というほんの一瞬の間に願い事を3回唱えるために必要なことについて、先生がおっしゃっていたことを要約すると、

・あらかじめ自分の願い事を決めておく

・流れ星があらわれた瞬間にすでに願い事を唱え始めている必要がある

この2つの条件を満たしておかなければならないということです。

 

つまり、いつ流れ始めるか分からない流れ星が現れてもいいように、日ごろから願い事を頭の中で繰り返し唱えておく必要があるということですね。

すごく端的に言うと、「叶えたい願い事があるなら、そのことについて四六時中考え続けろ!」ということなのですが、

先生は子供の立場で、分かりやすく納得できるように易しくそのことを伝えていました。

 

精神医学や脳研究の結果からも、「達成したい夢や目標について臨場感たっぷりに考え続けると叶う確率が上がる」ことは立証されています。

経営者や成功者の人でアファーメーションを活用することで願い事を達成させた方が多いのは有名だと思いますが、原理としてはそれと同じとも言えそうですね。

まとめ

 

「流れ星に願い事を3回唱えることで叶う」ということについての由来や起源は諸説あって、また海外でもそれぞれ解釈が違うのですが、

全てに共通していることは人間よりも高次な天の国とつながっていると解釈されているということでした。

 

また、現れてから消えてしまうまで、1秒前後の時間しかない流れ星に願い事を唱えるためには、

その願い事について考える時間を増やせば増やすほど成功率が高まるということで、流れ星に願い事を3回言える人は本当にそれが叶うという理屈も納得できます。

 

私自身は、

・神様などの現実を越えた高次な存在があっても不思議ではないと思ってる

・でも、科学的に理屈で説明してもらった方が何だかんだ納得できる

というタイプの人間なのですが、いずれにしても3回唱えることができれば叶うのなら、流れ星が現れるたびごとにチャレンジしてみたいと思います。

 

あなたも、ふと夜空を見上げてながら願い事に想いを馳せ「流れ星が登場するかも!?」と期待にワクワクしながら、願い事を唱えてみては如何でしょうか?

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