風邪で声が出ないのはいつ治る?声枯れに効く食材と耳鼻咽喉科に行く理由

風邪で声が枯れてしまったり、出なくなってしまうときってありますよね?

特に電話対応や接客業、教員などのお仕事をされている方は「いつ治るんだろう・・・」と不安になることと思います。

 

今回の記事では風邪で声が出ない時の声枯れがいつ治るか?早く治すためには?という期間や対処法、声枯れに効く喉に良い食材について書いていきます。

また、声が出ない症状が治らないようでしたら、耳鼻咽喉科(じびいんこうか)で診察を受けることをおすすめします。その理由についてもご説明させて頂きますね!

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風邪で声が出ないのはいつ治る?早く治す方法はあるの?

そもそも、なぜ風邪をひくと声が出なくなってしまうのでしょうか?その原因をしっかりと理解し適切な対処をすることが、その後の治るまでの期間が短くなることにつながります。

風邪が原因での声枯れの原因は、喉の炎症です。風邪菌やウイルスが喉に付着し炎症を引き起こします。その結果、声帯がパンパンに腫れてしまって声が出なくなってしまうということですね。

また、咳をすると火花が散るような痛みを伴ったり、声が出せないほどの状態の場合は喉の炎症がかなりひどくなっていることが考えられます。基本的に、治るまでの期間は1週間くらいと長めに考えておいた方がいいでしょう。

 

また、後にも書きますが、声が出ないほど声枯れがひどいときは内科よりも耳鼻咽喉科の診察を受けた方が早く回復できることが多いです。

腕のいい耳鼻咽喉科のお医者さんでしたら、声帯に直に薬やイソジンを塗ってもらえますし、何より声枯れの原因がハッキリと分かり対処の方法も明確になるので精神的にも安心できますからね。

 

そして、声枯れを早く治すために先決なのは「声を出さないこと」に尽きます。これは風邪が原因であろうと声帯ポリープが原因であろうと急性咽頭蓋炎が原因であろうと、一律して同じです。

ちょっと喉が楽になってきたかな?と声を出して確認したくなるときもあると思いますが、声を出してしまった回数分、回復までの期間が延長してしまうと安静にされた方が良いでしょう。

声を出したくなった(=声帯を震わせたくなった)ときは、発声をする代わりにイソジンでガラガラうがいをしましょう。

殺菌効果のあるイソジンを積極的にうがいに取り入れることで、口腔や喉を清潔にし、炎症の改善に繋げることができますので。

 

ご自宅にイソジンがなく買いに外出することも辛い状態でしたら、紅茶で代用することもできます。

紅茶に含まれるポリフェノールにはタンニンやカテキン、テアフラビンなどがあるのですが、それらの抗菌殺菌作用や抗酸化作用は強い殺菌力を持つことで知られているんですね。

事実、紅茶うがいを勧める内科や耳鼻咽喉科のお医者さんは非常に多いです。

 

喉をいたわる方法として効果的なのは、何と言っても保湿です。

プロの歌手の方やアナウンサーの方が「喉のケアのために保湿を欠かさない」とテレビや雑誌で語っているのを一度はご覧になられたことがあるのではないでしょうか?

声を使うことを仕事としている方がおっしゃっているのですから、保湿と喉の健康というのは切っても切れない関係であることは明白です。

自宅にいる場合でもマスクを着用し、加湿器がある場合は必ず稼働させる。そういった細かな点に気を配ることも喉の調子を改善させるためには是非とも必要です。加湿器やマスクは予防の為だけにあるのではないということですね。

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風邪や声枯れで出ない声を回復させてくれる食材

また、風邪やその他の原因から声が出ないときに、その症状を緩和してくれる喉に良い食材がありますのでいくつかご紹介させて頂きます。ここで紹介する食材の特徴は下記の3つの要素を満たしたものになります。

①喉に付着した殺菌や抗菌を促す作用がある
②喉の炎症を抑え、痛みを緩和する効果がある
③保湿や保温の効果を発揮してくれる

それでは、1つずつ順番にご説明させて頂きますね。

紅茶

先にも書きましたが、喉にいい食材ということで、ここでも紅茶を真っ先に挙げさせて頂きます。

ポリフェノールに含まれる殺菌、除菌作用の効能は周知の通り。また、紅茶でうがいをすることも喉の周りの菌やウイルスを退治するのに大きな役割を果たしてくれます。

大根

大根には、喉の炎症を抑える効果や殺菌作用があることで知られています。これも積極的に喉のケアのために取り入れたい食材ですね。

後述するはちみつと組み合わせての「はちみつ大根」を活用された方も多いのではないでしょうか?食欲がないときでも美味しく食べられます。

ネギ

ネギには抗菌作用や抗ウイルス作用があることで知られています。ネギを食べることで喉の炎症を抑制、緩和してくれるのです。

また、よく「風をひいたら首にネギを巻いて寝よう」なんて言われますが、これはネギの抗菌作用と保湿作用が同時に喉に対して働いてくれるからなんですね。

黒砂糖

黒砂糖はナイアシンという粘膜の炎症を和らげる作用がある成分を含んでいます。ちなみに白糖はナイアシンを壊してしまうので、風邪をひいたときなどはあまりおすすめすることができません。

また、黒糖はナイアシン以外にも喉の炎症を抑えるのに効果的なビタミンを多く含んでいます。

はちみつ

のど飴をはじめとした、喉に良いとされているものには、はちみつが使用されていることが多いですよね?

はちみつには呼吸器系の細菌が増殖しないように抑制してくれる作用や殺菌作用があり、喉がダメージを受けているときに大変有効です。他の食材と合わせやすいのもありがたいですね!

風邪で声が出ないのが治らないなら耳鼻咽喉科に行ってみるべき!

喉が痛く、また声が出ないような症状が治らず長い期間続いてしまうようでしたら、耳鼻咽喉科(じびいんこうか)での診察を受けることを強くおすすめします。

耳鼻咽喉科とは、書いて字のごとくですが耳鼻科がさらに「喉のトラブルに対するケア」を取り入れた医院だという認識で概ね合っています。

 

喉の専門家ということで、風邪に由来する場合、声帯ポリープに由来する場合、急性咽頭蓋炎に由来する場合など、

何が原因で喉を痛めてしまっているか?がはっきり分かりますし、また、的確な対処法を提案や解決してくれます。

 

内科とは処方される薬などが異なる場合も多く、漢方などの喉に優しい天然由来の薬を出してくれるので、私はいつも喉が痛いときや花粉症のときなどは耳鼻咽喉科で診てもらうことにしています。

風邪が長引いて咳を連発したり炎症がひどくなった結果、風邪以外の症状を併発されるケースも少なくありませんし、

10日以上声が出ないとか喉が痛いなどのトラブルが続いたなら、観念して耳鼻咽喉科に行った方が良いでしょう。もちろん、喉に違和感を感じた時点で診察を受けることがベストです。

風邪で声が出ない時の対策まとめ

冬は乾燥しているし、どうしても喉に負担がかかってしまいます。

普段、何気なく使っている声だからこそ、いざそれが出なくなってしまうと本当に不便な思いをしてしまいますよね・・・。

声を出さないこと、喉のケアやうがいを徹底することと、喉に優しい食材を口にすること、

声枯れや喉の痛みが長引くようなら、お仕事や学校をお休みされてでも、一度、耳鼻咽喉科で診てもらうようにしましょう。

 

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