手足の冷えの原因を突き止めて改善!薬に頼らない予防と対策方法を

「布団に入っても足が冷たい」

「手足がしびれるほど寒い」

そんな経験をしたことはありませんか?

 

今回の記事では、手足の冷えの原因を突き止め、そしてそれを改善していく効果的な方法について書いていきたいと思います。特に薬に頼る必要はありません。

是非、この記事を参考に、手足を温め血行を良くしていくための予防と対策方法を実践して頂ければと思います。

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手足の冷えの原因って何なんだろう?

冷え性といえば、主に女性がかかることの多かった症状ですが、最近では冷えに悩まされる男性も増えてきていると聞きます。今や、手足の冷えをうったえる女性が7割に対して、男性が3割ということです。

もはや手足の冷えは、日本人全員にとっての問題ですね。。

それでは、なぜ手足の冷えが起こってしまうのでしょうか?解消方法を紹介する前に、原因を考えてみることにしましょう。その方がより具体的に適切な対処法が見つかるはずですので。

 

実は、冷え性の理由として昨今最も取り上げるべきなのが「ストレス」なのです。

もちろん手足の冷えは、加齢による筋肉の衰えや、痩せすぎなど他にも原因があります。けれども、若い人や太っている人でも冷えに悩まされる人は多いですよね?

このブログでも何度か書いていることですが、ストレスによる自律神経の乱れと身体の冷えは大きな相関関係にあります。

つまり、手足が冷えたからと言って、その部位を温めるなどしても根本的な解決にはならないのです。根本的な解決はただ一つ。自律神経を整え、血流を良くすることなんですね。

 

また、人間の身体には「Arteriovenous Anastomoses:動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)」と呼ばれる血管が通っていることが知られています。通称AVAという血管です。

AVAは、手のひらや、足の裏と指など特定の部位に通る血管で血管循環をコントロールし、体温を一定に保つはたらきを持っています。

そして、このAVAが寒さを察知すると手足への血液の供給を遮断します。これは脳や心臓に優先的に血液を送ろうとして、手足を後回しにするという人体のメカニズムのためなのです。

たしかに、手や足よりも脳や心臓が寒さに参ってしまう方が身体にとっては致命的ですからね。。。

手足の冷えを改善させる簡単な解消法とは?

手足の冷えの原因は大きく分けて、ストレスによる自律神経の乱れとAVAによる血流遮断の2つであることを前項ではお伝えしました。

この2つの原因を、まとめて解決させる簡単な方法がありますので、それをここでご紹介させて頂きます。(と言っても、やること自体はおそらくあなたもすでに一度は聞いたことがあるかもしれませんが。

 

それが、自律神経を整えて血行を良くすることです。

先ほどにも書いたとおり、自律神経の乱れと身体の冷えは大きな相関関係にあります。ストレスを解消し自律神経を整えることで、血流が良くなり身体が温まります。

そして、AVAに血流制御などの反応をさせないためには、脳が「寒い」と感じないことがキーになってきます。

そのためには、手足などの細い部分を局所的に温めるのではなく、お腹や背中など身体の面積の大きい部分を温めた方が効果的なのです。

 

つまり、身体全体を内側から温めることができればできるほど良いということになりますね?

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手足の冷えを薬を使わないで治す方法

身体全体を温めるために効果的なのは、「リラックスすること」です。ストレスは身体を冷やします。

反対にリラックスは身体を温めます。心の状態がダイレクトに身体に影響を及ぼすことは今日までの様々な研究の中で分かっているのです。

 

リラックスをする方法としては、マインドフルネスや数息観などの簡単な瞑想を取り入れたり、寝る前にリラックス出来る匂いがするお香を焚いたり、自然音のBGMが入った音楽を聴いたりと、できることはたくさんあります。

冷え性改善の食べ物を積極的に食べることも有効です。はちみつ生姜紅茶などは、血流改善やリラックスにも高い効果が期待できます。

以前、冬バテ改善に関する記事でも自律神経を整えるやり方についていくつか書きましたので、そちらをご参考にされても良いかもしれません。(冬バテも手足の冷えも根本的な改善方法は同じです)

冬バテの原因と対策!乱れた自律神経を整えることで症状を解消改善

また、内側から身体を温める方法の最も代表的な入浴。入浴ももちろん冷え性に効果絶大です。38度くらいのぬるま湯に30分以上浸かることが特に良いでしょう。

お肉に火を通すなら強火でジュワッと焼くよりも、弱火でコトコト温めていった方が内側にまで熱が通りますよね。それと同じです(例え話として適切かどうかは自信がありませんが笑)。

また、ぬるま湯にゆっくり浸かることで副交感神経系を優位にすることができます。身体を内側から温め、それと同時にリラックスする。お風呂を活用しない手はないですね!

 

冷え性の根本的な原因を突き止め、それを改善することができれば薬を使う必要はありません。

しかし、漢方薬で上質なものも最近は多いですから、お風呂に入る時間が取れない、ストレス解消が上手くいかないといった場合は、漢方を扱っているお医者さんに診てもらうことも常套手段として採用しても良いと思います。

手足の冷えについてまとめ

冬のような、痛みを伴うほど寒い季節は特に、当然ながら身体も芯から冷えてしまいがちです。そして身体が冷えてしまうと自律神経が弱まりストレスを溜め込みやすくなってしまいます。

こまめに定期的に、あなたの身体の声を聞いてあげて、そして優しく温めてあげてくださいね♪

 

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