うなぎを食べる日として、日本中の人々から親しまれている土用の丑の日。実は丑の日を含む土用は、運気の変わり目の日だということを知っていましたか?
今回の記事では、土用の過ごし方や、土用の丑の日に運気を引き寄せる紫陽花について、また、紫陽花を活用して金運をアップさせるおまじないについて書いていきたいと思います。
土用は運気の変わり目の日だった!?
土用の丑の日といえば、夏の暑い日にうなぎを食べる日というのが一般的におなじみのことだと思います。
ところが、この「土用」が、実は運気に大きな影響を与える期間であるということは、あまり認識されている方が多くないかもしれません。
土用については、以前の記事にも書いたことがあったと思います。
二十四節気(にじゅうしせっき)の中で4回訪れる立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前18日間〜19日間のことでしたね。
私たちがうなぎを食べる日として馴染みのある立秋の土用を含め、1年で4回、土用(と土用の丑の日)が訪れるのです。
そして1回あたり18日〜19日、それが4回あるということは、私たちは1年のうち72〜76日もの間、実は日本で土用を過ごしていることになるんです。
そして、先日したように、この「土用」は運気に大きな影響を与えると言われています。具体的には「注意した方がいい日!」ということですね。
土用期間中は「五黄土星」の気を受ける日。五黄土星は破壊と腐食を意味していて、自分が気づかないうちに、負の連鎖にハマり悪い方へと運気が向かっていってしまいます。
この時期に新しく物事を始めたり、何かチャレンジングな行動を起こしたりするのは良くないとされているんですね。
新居の購入やお引越しや築改装、ガーデニングなど土をいじったり動かすこと、起業や開業や転職、結婚まで、、、環境を変えることだったり人生の転機になるようなアクションを、土用では控えた方が良いのです。
対策はといえば、土用期間中は「何もせずじっとしていること」が得策であると言うことができますね。
こう書くとなんだかネガティブな印象になってしまいますが、土用とは、その先の人生をより豊かにするための「準備期間」。飛び上がるために一度深くしゃがんで沈み込むための18〜19日間なのです。
たとえばチューリップの球根を花壇に植えて、「まだ咲かない!」と次の日に土を掘り起こしたりはしませんよね?
プリンを作っていて、冷蔵庫で冷やして固める際に、「まだ固まらないのかな?」と冷蔵庫を数分おきに空け締めしていては、失敗するか、固まるのが遅くなってしまうだけです。
ただし、お家の大掃除や模様替え、整理整頓など、住環境の内側を整えることはOKです。また、半身浴やプチ断食や瞑想などのご自身を浄化することを、土用に行うのも良いでしょう。
土用の正しい過ごし方は、外側に対して活発に動くのではなくて、内側を浄化し整えることに活用することだと言えますね!
土用の丑の日に運気を引き寄せる紫陽花
そんな、運気が下がるとされている土用ですが、実は、立秋に訪れる夏の土用の丑の日は金運アップを実現させる絶好の機会でもあるのです。
そして土用の丑の日に運気を上げるために、欠かせない頼もしいアイテムがあり、それが5月から7月にかけて咲く、紫陽花(あじさい)です。
紫陽花をよく見ると、蜂の巣の形に似ていませんか?
昔の人の風習で、商売繁盛の願いと期待を込めて軒下に蜂の巣を吊るす習慣がありました。
たくさんの働き蜂が巣を出入りする様子が、お客さんがお店を出入りする状態にそっくりだったことがこの習慣の由来です。
また、女王蜂はたくさんの卵を生むので、それが転じて子孫繁栄という意味もあります。
そして、蜂の巣に形が似ていることから、紫陽花は運気(とくに金運)をアップさせるラッキーフラワーとされているんですね。
また、紫陽花は風水の観点から見ても、縁起が良い花としておなじみです。
紫陽花には水の木を吸う性質があるとされていて、悪い気を吸い取り、あなたを不運から守ってくれる働きもあるのです!
この紫陽花を土用の丑の日に飾ることで、本来「耐え時」とされる土用に運気の上昇を見出すことができるんですね。
土用の丑の日は紫陽花におまじないで金運アップ!
土用の丑の日に紫陽花を飾る上で、運気をさらにアップさせるとっておきのおまじないがあります。
まず、夏(立秋)の土用の丑の日に、紫陽花を2枝摘み、
次に花びらを4枚取り白い紙に包んで水引をかけます。
そして、それを花が下になる形で、玄関の内側と外側に吊るせば完成です。
こうして白い紙で包んで吊るした花びらを、お財布や通帳に挟んでおくと、次の土用の丑の日までお金に困ることがなくなると言われているんです。
また、紫陽花をトイレに飾ると、病気を遠ざけたり、精力を保ったままでいられるという説もあります。
土用の丑の日に金運をはじめとした運気を上げるためのチャンスですので、是非、試してみてくださいね!
土用の丑の日と運気と紫陽花の関係についてのまとめ
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土用とは、活発的に行動してしまうと運気が乱れて「ついてない」ことが起こりやすい期間です。
ただし「運が悪い時期」とはまたニュアンスが違っていて、「その後に幸せを引き寄せるための、タメの期間」であるといえます。
斎藤一人さん風に言うと、浄化による好転反応に近いものがありますね。
せっかくのタメの期間なのですから、ご自宅の掃除や片付け、整理整頓。あるいは瞑想や半身浴などの浄化のために時間を使うのが良いでしょう。
また、土用の丑の日に紫陽花を飾ることは、金運を上昇させる上で頼もしい方法になります。
この記事でも書いた、とっておきのおまじないも是非、試してみてくださいね♪
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